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めがね先生

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「国語は読むことだけでなく,書くことも同時に大切!」という考えから,国語の勉強でちょっと行きづまったら作文を書くことをすすめています。自分が伝えたいことを正確に伝られるようになると,国語の力はもっと成長します。いっしょにがんばりましょう。
小春学院塾長 めがね先生
ホームページ http://www.koharugakuin.info

[2017/05/29] 段落分けをして読みやすい文章にしましょう


めがね先生:こんにちは。今回は,文章を読みやすくするちょっとしたくふうをお教えしましょう。キーワードは「段落分け」です。
ムギさん:段落分けってよくわかりません。
めがね先生:そういう人が多いんですよね。みなさんが書いてくれた作文を読んでいると,段落分けがほとんどされていない文章に多く出会います。それに,1つの段落が文章全体の半分以上をしめていることもあります。
ムギさん:段落って,どこで分ければよいのかわからないからだと思います。
めがね先生:そうですね。作文には「1つの段落に1つの内容だけを書こう」というきまりがありますが,そうはいっても,1つの内容がどこで切れるかわからなければそのまま書き進めてしまい,気づいたときには,ずっと1つの段落のままになっているのだと思います。
ムギさん:ふと気づくと長い段落になっていて,もう直せないということもあります。
めがね先生:そこで確認(かくにん)しておきたいことは,作文を書き始める前にどのように書くのかを決めておくということです。段落もどれくらいの長さにするかを決めてから,どこまでのことを書くかまで決めておくことが大切です。
ムギさん:なるほど。でも,「どのくらいの長さにするか」と言われてもなかなか難しいですよね。「あれもこれも書きたい」という気持ちになってしまいますから。
めがね先生:作文内容を充実(じゅうじつ)させるというのは,言葉や文の量ではありません。「必要なことだけに書くことをしぼる」ということも内容を充実させるのに必要です。ついつい自分の経験談を長く書いてしまう人がいますよね。それは「思いついたまま」に書いてしまうからです。
ムギさん:手が勝手に動いてしまうこともあります。
めがね先生:そういったことをなくすために,あらかじめ段落ごとの量を決めておきましょう。
ムギさん:では,どうすればよいのでしょうか。
めがね先生:特別な指示がない限り,公立中高一貫校入試では3~4段落で作文を書くのがふつうです。そこで,原稿用紙の上方に,「ここまで」という意味の印をあらかじめつけておきましょう。範囲(はんい)が決まれば,何をどれだけ書くかを考えるようになります。考えられた文章というのは余分な内容がそぎ落とされていて,必要なことだけがきちんと書かれた文章のことです。「思いつきで長く書かれたものではない」ということをぜひ確認しておきましょう。
ムギさん:そうですね。必要なことだけがきちんと区切られて書かれていれば,文章も読みやすくなるでしょうね。
めがね先生:このあたりのことができるようになるだけでも,書いた文章への評価も高くなってきますよ。ぜひ,練習を重ねていきましょう。


掲載日:2017年5月29日
次回の掲載は,2017年6月19日の予定です。