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めがね先生

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「国語は読むことだけでなく,書くことも同時に大切!」という考えから,国語の勉強でちょっと行きづまったら作文を書くことをすすめています。自分が伝えたいことを正確に伝られるようになると,国語の力はもっと成長します。いっしょにがんばりましょう。
小春学院塾長 めがね先生
ホームページ http://www.koharugakuin.info

[2017/06/19] 文章を細かく分けて考えてみましょう (1)


ムギさん:めがね先生,こんにちは。
めがね先生:こんにちは。前回は「段落分け」について学習しましたが,その段落をふくめて,今回は文章の単位について考えてみましょう。文章というのは一番大きな単位ですね。その中に,前回学習した,内容ごとに分けられた段落があります。では,その段落はどのような単位が集まっているでしょうか。はじめに,次の文を見てみましょう。

 わたしは海の砂浜で貝がらを拾って,それから,弟と泳いで,その後昼食をとり,また泳いで,つかれたから砂浜で昼寝をして,夕方になったので片付けをして帰りました。

ムギさん:ずいぶん読みにくいですね。
めがね先生:そうですね。これは1つの内容で示された段落です。もしこの段落がさらにそのまま読点で内容が続いていったらどうなるでしょう。読んでいてつかれてしまいますね。
ムギさん:気づいたことがあるのですが,この段落には句点が1つしかありません。
めがね先生:はい。句点で区切られた1つのまとまりが文という単位です。内容がいくつもある段落に対して,文が1つしかなければ,読み手は息つぎができず,読んでいてつかれます。確かに伝えたいことはわかるのですが,読み手が置きざりにされています。ですから,次のように直してみましょう。

 わたしは海の砂浜で貝がらを拾って,それから,弟と泳ぎました。その後,昼食をとりました。昼食をとった後,また泳ぎましたが,つかれたので砂浜で昼寝をすることにしました。すると,夕方になったので片付けをして帰りました。

ムギさん:今度は読みやすくなりました。
めがね先生:1つの段落がいくつかの文で分けられる,つまり,1文を短くすると,読みやすくなるということです。では,次に1つの文を細かく見てみましょう。1つの文を意味がわかるところで区切ってできた単位が文節という単位です。
ムギさん:こんな感じでしょうか。

 私たちの / 家族は / 夏休みに / 海に / 行きました。

めがね先生:そうです。この文節の順番はとても大切です。並べ方次第で意味が大きく変わりますから。では,これについては次回学習しましょう。


掲載日:2017年6月19日
次回の掲載は,2017年7月17日の予定です。