公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!

めがね先生

PROFILEめがね先生プロフィール

めがね先生

「国語は読むことだけでなく,書くことも同時に大切!」という考えから,国語の勉強でちょっと行きづまったら作文を書くことをすすめています。自分が伝えたいことを正確に伝られるようになると,国語の力はもっと成長します。いっしょにがんばりましょう。
小春学院塾長 めがね先生
ホームページ http://www.koharugakuin.info

[2017/08/21] 言葉はたくさん知っているほうがよい!!


めがね先生:みなさん,こんにちは。前回は,文の組み立てを学習しました。今回は,文章の単位の中で,最も小さな単位である単語(言葉)をたくさん身につけようという話をしていきます。でははじめに,次の文を読んでみましょう。

 転がってきたり,飛んできたりしたボールを足でけり返して相手のゴールに入れて点数を取り合っていくゲームを,ぼくは昨日,公園でしました。

ムギさん:なぞなぞのような文ですね。

めがね先生:そうですね。この文は要するに何を言っているのでしょうか。一言で言えば,「ぼくは昨日,公園でサッカーをしました。」ということですね。「転がってきたり,飛んできたりしたボールを足でけり返して相手のゴールに入れて点数を取り合っていくゲーム」を「サッカー」と置きかえられるかどうかは別として,一言で言い表せるにもかかわらず,そのようになっていない作文は意外と多いものです。

ムギさん:こういった内容を書きたいと思っていても,作文を書いているときは,その内容を的確に表す言葉がなかなか出てこないことや,これなら十分伝わるだろうと思いこんでしまうことは確かにあります。

めがね先生:そうですね。だからこそ,読み手に正しく伝わる文章を書くためには,たくさんの言葉を身につけ,かつその言葉を使えるようにしておくことが大切になってくるわけです。

ムギさん:言葉を知っていれば,手短にはっきり伝えることができます。

めがね先生:そして,言葉をたくさん知っていると,もう一つよいことがあります。公立中高一貫校入試で出題される作文のほとんどが文字数の指定があります。つまり,制限された文字数で自分の伝えたいことを的確に書かなければならないのです。

ムギさん:つまり,言葉を知らなかったり使えなかったりすると,文字数の指定を満たさない作文になってしまう場合があるということですね。

めがね先生:そうです。自分の伝えたいことを言い表せる一言を持っていれば,自分の伝えたいことを簡単に,しかも短く書くことができ,制限字数内で的確にこい内容の文章を書くことができます。では,次の文はどうでしょうか。

 友だちが赤信号で交差点をわたってしまいました。友だちは私にもわたるように言ってきましたが,私はわたってはいけないと思ったのでわたらずに,信号が変わるまで待ちました。

ムギさん:「友だちが赤信号で交差点をわたり,私をさそってきましたが,私は交通ルールを守るために,青信号になるまで待った」ということですね。

めがね先生:そうです。ここで「さそう」「交通ルール」といった言葉を使うだけで文がまとまりますね。文字数を増やすためにむだに長く書こうと思わず,読み手にはっきりと伝えるためには,的確な言葉を使っていくほうがよいのだということを知ってください。

ムギさん:わかりました。


掲載日:2017年8月21日
次回の掲載は,2017年9月18日の予定です。