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めがね先生

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「国語は読むことだけでなく,書くことも同時に大切!」という考えから,国語の勉強でちょっと行きづまったら作文を書くことをすすめています。自分が伝えたいことを正確に伝られるようになると,国語の力はもっと成長します。いっしょにがんばりましょう。
小春学院塾長 めがね先生
ホームページ http://www.koharugakuin.info

[2018/06/18] これはダメ!!<2> 後ろ向きな姿勢


ムギさん:こんにちは,めがね先生。「課題作文ではやめておこう!」シリーズの2回目ですね。
めがね先生:こんにちは,ムギさん。今回は「後ろ向きな姿勢は書かない」ことを学習します。これは日常の生活の中でもいえることです。簡単な質問ですが,ムギさんは,楽しい話とつまらない話のどちらを聞きたいですか。
ムギさん:もちろん,楽しい話を聞きたいですね。
めがね先生:ふつうは「あえて」という条件がない限り,楽しい話を聞きたくなりますね。これは作文でも同じことで,つまらない話は多くの人が読みたくないのです。では,つまらない話とはどんな話でしょうか。
ムギさん:そうですね。いろいろあると思うのですが・・・。
めがね先生:たとえば,次の文章であれば,どちらの文章を読みたいですか。

■例文1■
 私にはさくらさんという友だちがいます。ふだんはたがいに気軽に会話を交わし,なれ合っているのですが,さくらさんがリーダーシップを発揮して,クラスをまとめ導いている場面を見て,見直しました。私も積極的に人と関わり合いを持ち,集団全体のことを考えられるようになりたいと思いました。

■例文2■
 先日,私は道を歩いているとき,ごみを道ばたに捨てる人を見かけました。きれいな道ばたをよごし,人に不快な思いをさせる人を見て,私はそんなことをせず,町をきれいにしていこうと心に決めました。

ムギさん:何かを見て,自分のこれからの行動を記しているところでは共通しているますが,印象がちがいますね。
めがね先生:その印象のちがいは,それぞれの文で見ているもののちがいによるのです。例文1では,さくらさんの良い面が見られているのに対して,例文2では,通りがかりにごみを捨てたという人の悪い面を見ているのです。
ムギさん:何でもそうですが,人や物事の悪い部分はあまり見たくないですね。
めがね先生:読み手にとっては,少し気分が暗くなりますね。人や物事への批判ばかりでは読み手をあきさせます。だとしたら,もっと前向きの意見を書くほうが読み手にとっては同意が得やすいですね。どの作文でもそうですが,後ろ向きの意見や表現はあまり書かないほうがよいでしょう。やはり,何かに積極的な人の姿が書かれた作文を読みたいですよね。
ムギさん:なるほど。書く側の姿勢も読み手の印象を変えるということですね。気をつけたいと思います。


掲載日:2018年6月18日
次回の掲載は,2018年7月16日の予定です。