公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!

めがね先生

PROFILEめがね先生プロフィール

めがね先生

「国語は読むことだけでなく,書くことも同時に大切!」という考えから,国語の勉強でちょっと行きづまったら作文を書くことをすすめています。自分が伝えたいことを正確に伝られるようになると,国語の力はもっと成長します。いっしょにがんばりましょう。
小春学院塾長 めがね先生
ホームページ http://www.koharugakuin.info

[2019/05/20] 漢字は熟語で覚えると効果的


■あまり言葉を知らないというか・・・
 公立中高一貫校入試では表現力が問われるといわれています。その通りです。まさにその力を問うために,作文があるのです。しかし,表現力は,語い力に比例するということはあまり知られていません。
 表現は言葉の組み合わせです。例えば,3つの言葉の組み合わせでできている表現と,4つの言葉の組み合わせでできている表現では,後者の方が表現できることがずいぶん多くなるのは当然です。言葉を一つ知るだけで,表現の幅が広がるわけです。
 保護者の方から,「うちの子はあまり言葉を知らないというか・・・」というご相談を受けることがあります。言葉を知らないということは,それだけで表現力がないと同義です。入試までに何とかする必要があります。

■情報をつめこんだ「熟語」という表現
 前回,漢字を勉強しようというお話しをしました。漢字は作文の見栄えをよくし,高評価にもつながります。ただし,漢字を1字ずつ勉強するのは非効率です。ぜひ,漢字を組み合わせてできる熟語で覚えましょう。
 表現は言葉の組み合わせであるように,熟語は漢字の組み合わせなので,熟語の数が増えれば,おのずと漢字の数も増やすことができ,熟語を覚えていくことで言葉の数を増やすこともできます。漢字には1字1字に意味がありますが,熟語には多くの情報がつめこまれています。伝えようとすることも1つの熟語ですませることが可能なのです。

■作文の見栄え
 作文の世界で,「ひきしまった文章」といわれることがあります。よけいな言い回しがなく,手短に伝えたいことが述べられている文章のことです。当然,ひきしまった文章は見栄えがよく,高評価につながります。どんなにすばらしい内容を伝えようとしてもだらだら述べられている文章では,印象がよくありません。情報がつめこまれた熟語を利用することは,作文の見栄えをよくし,読み手(=公立中高一貫校の先生)への印象もよくしてくれるものなのです。

■熟語を知るにはどうすればよいか
 熟語を学ぶ方法として,日々の漢字学習以外でおすすめできることがあります。それは,国語の教科書を読むということです。国語の教科書に使われている文章は熟語の宝庫です。みなさんが使っている国語の教科書の一つの文章の中にどれだけの熟語が使われているでしょうか。ためしに丸で囲ってみましょう。たくさん囲めるはずです。その熟語を一つずつ覚えてみましょう。必ずや作文を書くときの素敵な道具になるはずです。


掲載日:2019年5月20日
次回の掲載は,2019年6月17日の予定です。