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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2015/02/09] 今春,中学生になるみなさんへ


 みなさん,こんにちは。寒い日が続いていますが,お元気ですか。

 地域によって公立中高一貫校入試の時期が大きく異なるため,すでに入試を終えている人や今まさに合格発表待ちの人,そしてこれから入試をむかえる人など,一人ひとりさまざまな思いでこの2月をむかえていると思います。

 しかし,公立中高一貫校入試にかかわらず,あと2か月ほどでみなさんは全員中学生になります。小学6年間を終えて,一歩大人へと近づくみなさんへ,今日は小学校と中学校の相違点をお話ししましょう。

 まずはじめに勉強についてですが,言うまでもなく,学ぶべきことは小学校のときと比べて量が多く,かつ内容も難しくなります。
 たとえば,英語についていえば,これまでは体験型(話す・聞くなど)の学習が中心でしたが,中学校からは英文法の勉強が始まります。言うなれば,英語が「学問」としての位置づけになるわけです。数学は文字を使う勉強が主体となり,より抽象的な学問になります。社会の地理・歴史は,日本だけでなく世界についても学習します。

 テストも変わります。通学する中学校のカリキュラム(二学期制・三学期制)によって異なりますが,中学校ではふつう年に5回の定期テスト(中間テスト,期末テスト,学年末テストなどと呼びます)があり,1回のテストの範囲も小学校のときよりずっと広くなります。
 小学校でおこなわれていたテストは,教科書の基本内容が正しく理解できたかどうかを確かめるものだったため,月に1回程度(ていど)おこなわれるテストで,80点や90点,あるいは100点ばかり取れていたという人が多かったと思いますが,中学生になるとなかなかそうはいきません。

 それだけではありません。小学校では,学級の担任(たんにん)の先生がほとんどの科目を受け持っていましたが,中学校になると科目ごとに異なる担当の先生が教える形式になり,授業への取り組み方やノートの取り方,試験対策なども科目ごとに工夫する必要が出てきます。

 勉強のほかにも,部活動や委員会活動,生徒会活動などがさかんになり,時間をどのように使うかの工夫がより重要です。

 このように,勉強の面でもその他の面でも,小学校と中学校ではずいぶん異なってきます。

 では,中学校生活を充実(じゅうじつ)させるための大切な心構えとは何でしょうか。それは,「何事も自ら進んで主体的におこなう」という気持ちを持つことです。

 勉強についていえば,「勉強をさせられる」のではなく「自ら進んで勉強する」心構えを持たなければなりません。たとえば,ある授業の予習や復習はどのくらい必要なのか,定期テスト前はどのような計画を立てていけばよいか,部活動と両立させるためには,どのような時間の使い方をすればよいのかをしっかりと考えていく必要があります。

 しかし,公立中高一貫校を目指して勉強してきたみなさんならば,もうすでに「自分で考える」習慣がついていますよね。合格を目指して勉強したみなさんであれば,その結果がどのようなものであったとしても,この経験を活かして,有意義な中学校生活を送ってもらえると信じています。

 みなさんが中学へ入学して,楽しい日々を送ってくれることを心から願っています。


掲載日:2015年2月9日
次回の掲載は,2015年3月2日の予定です。