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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2018/01/01] 入試直前は自分の弱点を見極めて勉強に取り組もう


 昨年12月から公立中高一貫校入試が断続的に始まりましたが,いよいよ今月から全国で本格化します。今回は,入試をむかえるみなさんが本番までの仕上げとしてどのような勉強をしたらよいかについてお話しします。

 1つ目は,これまでに解いた問題の解き直し,つまりふり返りです。入試対策で利用したテキストがあれば,十分に理解できていない単元をピックアップして,もう一度復習しましょう。むぎっ子通信添削やむぎっ子模試などを受けてきた人は,第1回からすべて見直しましょう。これらを通じて,問題を解いたときには気づかなかった点や復習したときには見つけることができなかった自分の弱点など,新たな発見ができるでしょう。

 2つ目は,学校で習った内容で,理解や暗記が不十分なところがないかどうかをさぐり,もしあればその補強をしてください。たとえば,忘れている漢字が多いようなら,毎日少しずつでもよいので覚え直し,算数で要(かなめ)である計算や割合の問題が苦手であるようならくり返して復習しましょう。
 これまでに解いた問題のふり返りをしたり,教科書や漢字・計算ドリルなどを復習したりするといった勉強は,一見するとむだだと思いがちですが,それは大きなまちがいです。実のところ,そのようなあたりまえのことから点差が開いて合否が決まっていきます。自分の弱点を客観的にとらえ,やりたい勉強を気ままにするのではなく,やるべきことをきちんとやることが得点に結びつきます。

 3つ目は,単独で作文問題が出題される公立中高一貫校を受ける人は,文章を書くという作業を毎日おこなってください。その日に学校であった出来事やテレビのニュースを見ていて思ったことなど,題材は何でもよいと思います。自分の考えを交えて,読む人にわかるようにまとめていきましょう。文章を書いたら家族のだれかに読んでもらい,感想を聞くのも動機づけになります。もし,どうしても書くことが見つからないようでしたら,過去問で出題された文章の一部を書き写すだけでもよいでしょう。書くという作業を数日おこたると作文の感覚がにぶってしまいます。

 入試直前までおこなってほしい勉強は以上の3つですが,過去問への取り組みが不十分だと思われる場合は,当然のことながら合わせて取り入れてください。各年度,最低2回はくり返し,さらに余裕(よゆう)があれば志望校以外の初見の過去問を解いてみるのもよいでしょう。取り組み方は前回書きましたのでぜひ参考にしていただきたいと思います。

 そして,何より大切なのが健康管理です。入試直前になると睡眠(すいみん)時間をけずってまでがんばる姿を時折見かけますが,それはまちがっています。そうではなく,万全な体調を保って入試本番をむかえるのがベストな過ごし方です。規則正しい生活をして,うがい・手洗いを必ずおこない,不必要な外出はひかえましょう。

 入試本番までの日数が少なくても,努力さえおこたらなければ最後の1日まで実力はのびます。勉強している本人に実感はないかもしれませんが,最後の最後まで実力はのび続けると断言できます。これまでの模試などの結果はどうであったとしても,このことを信じて希望を持って本番に向かってつき進んでほしいと思います。みなさんの合格を心からお祈(いの)りします。


掲載日:2018年1月1日
次回の掲載は,2018年2月5日の予定です。