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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2019/04/01] みなさんに最高の勉強法を伝授しよう!!


 いよいよ新学年がスタートします。どの学年も,これまでより学習内容が難しくなり,おのずと勉強に費やす時間も増えるでしょう。新たな気持ちで,それぞれの目標に向かってがんばってほしいと思います。

 今回は,インプットとアウトプットついてお話しします。
 勉強,特に暗記モノといえば,「頭につめこむ」というイメージがありますね。確かに,覚えるべきことは,何度もくり返して記憶(きおく)しなければいけません。そして,もくもくと机に向かって問題を解き,覚えたことを定着させる必要もあります。ところが,この勉強法は挫折(ざせつ)しやすいという特ちょうがあります。

 以前,あるお母さんとの面談で,次のようなことをお聞きしました。
「うちの子は,覚えることが苦手なので,習った内容の『授業』を私の前でやってもらうことにしたんです。小さなホワイトボードを買って,それをかべに設置しました。その前で,私が児童役となって,授業をしてもらうんです。」
 それを聞いたとき,私はとても理にかなった方法だと思いました。

 授業を聞いて,あるいは教科書やテキストを読んでインプット(覚えること)し,問題を解くことによりアウトプットする(問題を解く)ことは,基本的(きほんてき)な勉強法です。つまり,覚えたあとに問題を解くことは,学習内容を定着させ理解を深めることに役立ちます。しかし,理解や記憶が中途半端(ちゅうとはんぱ)だと,アウトプットも意味をなさない場合があります。しかも,この勉強法は退屈(たいくつ)で,実につまらない。

 ではなぜ,まわりの人たちに教えることが効果的といえるのか。それは,人に教えるためには,その内容を正しく理解しておく必要にせまられるからにほかなりません。さらに,話す内容を,人が聞いてわかるように組み立る力も求められます。

 物事を理解し,頭の中で組み立てるということが,まさに勉強の本質をつかむことにつながります。そして,声に出して授業をするということ自体が,記憶をさらに強固にするというわけです。

 また,自分が授業をしなければならないという前提で学校や塾の授業を受けるので,先生の話を聞く姿勢も自然と変わってくるでしょう。人に教えることで,教える内容を逆に自分のものにする。これは,最高の勉強法といえるかもしれません。

 ぜひお試しあれ。


掲載日:2019年4月1日
次回の掲載は,2019年5月6日の予定です。