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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2019/09/02] 記憶力がよくなる4つの方法を伝授しよう


 だれでも,「もう少し正確に暗記できたらいいのに・・・・・・」と思ったことがあるでしょう。今回は,記憶力(きおくりょく)について考えます。

 効率よく覚えるために,今回,みなさんに4つの方法を伝授します。

 1つ目

 はじめに,覚えようとする内容が十分理解できているかどうかを確認(かくにん)しましょう。漢字一つとってもみても,たとえば「真相を看破する」という言葉を覚えるとき,その意味をあらかじめ知っておくことが前提になります。「看破」という漢字の意味もわからずに覚えようとしても,脳がそれを受けつけるはずがありません。

 また,理科で人が食べたときの食べ物の通り道を覚える場合でも,「口→食道→胃→小腸・・・・・・」と,その働きも理解せずに覚えるのと,それぞれの器官の役割を理解したうえで覚えるのとでは,記憶の確かさにちがいが出てくるのは当然です。

 2つ目

 覚えようとする内容を,その理由や関連事項といっしょに記憶することです。地理を例にあげると,それぞれの地域の特産品をそのまま覚えようとするのではなく,なぜその地域でその特産品が作られるようになったのかを理解しておくと記憶が容易になります。

 また,歴史の出来事の一つひとつを独立させたままで覚えようとしてもなかなか覚えられるものではありませんが,その出来事が起こった原因やほかの出来事との関連性をおさえておくとスムーズに頭に入っていきます。

 3つ目

 どうしても頭に入らないときは,覚えやすいようにまとめることです。複雑でなかなか記憶できないことがらは,どのように整理すれば覚えやすくなるのかをはじめに考えましょう。雑然としたままでは,なかなか頭に入ってきません。図や表にしたり,箇条(かじょう)書きにしたりと,目で見てわかるまとめ方であれば,記憶も容易になります。

 4つ目

 これは言うまでもありませんが,くり返すことです。人間の頭は忘れるようにできています。一度で確実に,かついつまでも記憶を保つことができる人はいません。覚えた翌日にもう一度くり返す。1週間たったら,もう一度くり返す。1か月たったらまたくり返す・・・・・・。ひたすらくり返すことで記憶は強固なものになっていきます。

 以上,4つの方法をあげましたが,記憶にはその対象への興味が大きくえいきょうします。むぎっ子通信添削のメッセージらんに,「今回の〇番の問題がおもしろかったです。」といったことを書いてくれる受講生がいますが,そのような受講生はきっとのびるだろうなと直感します。

 公立中高一貫校入試の場合,身のまわりで起こるすべての出来事に対して興味を持ってのぞんでいるかどうかが合否のカギをにぎります。それぞれの教科で習うことの一つひとつに対して,「受験勉強だからしかたなく」ではなく,興味を持って積極的に取り組んでいくことが,ものごとをしっかり覚えるための土台になるということを忘れないでください。


掲載日:2019年9月2日
次回の掲載は,2019年10月7日の予定です。