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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2020/06/01] 句点は必ず打ち、読点は打ちすぎないこと


 むぎっ子通信添削の答案を添削したり、公立中高一貫校対策学力テストの答案を採点したりしていて、いつも思うことがあります。それは「なぜ、文末に句点を打たないんだ??」と。

 小学1年生のとき、「文の終わりには必ず句点を打ちましょう。」と教わります。句点を打たなくてもよいのは題名(タイトル)など、ほんの一部に限られます。公立中高一貫校入試では、たとえ体言止めの解答であったとしても文末に句点を打つべきだと考えられています。

 それなのに、文末に句点がなかったり、「。」ではなく「.」が打ってあったり。あなたは英語を書いているんですか??と聞きたくなるほどです。

 ここで改めて言います。
 文の終わりには必ず句点を打ちましょう。

 一方、読点は打ちすぎに注意しなければいけません。読点が多い文は率直に言って読みづらいのです。

 読点を打つのは「誤読されそうなところ」「意味の切れ目」「『間』を取りたいところ」と、相場が決まっています。ただし、そんなことをあまり深く考える必要はありません。自分が書いた文章を読み直して、読み手に正しく伝わるかどうかを考えれば、おのずと読点を打つ場所が決まってくるからです。

 よく「ひらがなやカタカナや漢字が続くとき」「長い主語のあと」「長い修飾語のあと」「接続語のあと」といった決まりが説明されることがありますが、これらはすべて、先ほど述べた「誤読されそうなところ」か「意味の切れ目」か「『間』を取りたいところ」のいずれかに集約されます。よって、目安として覚えておいても構いませんが、あくまで参考程度という認識が必要です。

 そんなことよりも、先ほど述べた「読点は打ちすぎない」というルールを覚えておくことのほうがはるかに大切です。

 句点は必ず打ち、読点は打ちすぎないこと。
 わかりましたね!!


掲載日:2020年6月1日
次回の掲載は、2020年7月6日の予定です。

[2020/05/04] 覚えるべきことは短期集中でくり返そう


 公立中高一貫校入試は、論理的思考力や表現力といったものばかりが問われているわけではありません。これらの力を支えるための基礎(きそ)学力が欠かせません。

 理科・社会が苦手な児童が、ずばぬけた論理的思考力を持っていた・・・・・・なんて事例は皆無(かいむ)です。これらの教科の基礎知識がないと、ものごとを考えているとちゅうで思考が止まってしまいます。基礎知識のなさが思考を止めてしまうのです。

 漢字が苦手な児童が、並外れた表現力を持っていた・・・・・・なんて事例も皆無です。さまざまな言葉を数多く知っているからこそ、豊かな表現力が獲得されていきます。

 つまり、覚えるべきことをしっかり暗記しておかなければ、公立中高一貫校に合格するはずがないのです。

 新型コロナウイルスの感染症対策に関連し、多くの都道府県で臨時休校の措置が取られました。「何をすればよいですか」という質問も多く頂きました。むぎっ子広場が4月から実施する公立中高一貫校対策学力テストを受験する人には、その試験範囲をしっかり取り組んでくださいとお伝えしました。それだけで十分だと!!

 それ以外の人には、「丸暗記できる事柄は、家庭学習で先行して取り組んでいけますよ」とお伝えしました。たとえば、漢字や理科・社会の基本用語の暗記などです。新小学5年生は、英単語の習得も欠かせません。
 参照 新小学5年生以降は英語も試験範囲に含まれます
 

 たとえば、鎌倉幕府初代将軍がなぜ「源頼朝」なんて、考えても意味がありません。
 なぜ「ひろやん」じゃないのかと授業のときには冗談でしゃべったものですが、理屈がない部分は丸暗記しかありません。

 休校になった3月から4月末までの2か月間で、来年3月までに習う新出漢字をすべて覚えてしまったという人も多くいます。おくれているはずの勉強が、漢字学習に限っては来年3月までの分が終わってしまったわけですから、まさにあっぱれです!!

 新小学5年生の中には、英単語を400語覚えたという強者(つわもの)もいます。

 負けてはいられませんね。甘えを捨てて、覚えるべきことはしっかり覚えていきましょう。


掲載日:2020年5月4日
次回の掲載は、2020年6月1日の予定です。

[2020/04/06] いつも「なぜ」という疑問を持ち続けよう


 今回は、小学5年生のときに勉強した「円周の長さの求め方」と、小学6年生になって勉強する「円の面積の公式」を取り上げて、いつも「なぜ」という疑問を持ち続けることの大切さをみなさんにお伝えします。

 では、まずは復習です。「円周の長さ=直径×円周率」で、円周率はおよそ3.14だと習いましたね。だから、たとえば、直径が5cmの円周の長さは、5×3.14=15.7cmだとわかります。

 しかし、こういった式の丸暗記だけでは公立中高一貫校対策にならないということを、ここで強く言っておきます。

 みなさんに考えてほしいのは、そもそも円周率とは何なのか??ということです。

 むぎっ子広場の『学力テスト』を受けている人は、『自由自在 小学高学年 算数』の258ページを開いてください。(みなさんがお持ちの教科書でも構いません。円周率の説明ページを開いてください。)そこには、「円周の長さが直径の長さの何倍になっているかを表す数を円周率という。」と書いてありますね。こういった知識は公立中高一貫校対策では欠かせません。だから、「円周の長さ=直径×円周率」という式になるのは当然だと考えることが大切です。

 また、『自由自在 小学高学年 算数』の259ページの【くわしく】には、円周の長さは直径の3倍より大きく、4倍より小さくなる理由が説明されています。

 ちなみに、「円周率は3.05より大きいことを証明せよ。」という問題を出題した学校があります。さて、どこでしょう。

 答えは東京大学、つまり東大です。2003年のことでした。

 小学生のみなさんは、まだ、この東大の問題を証明することはできません。しかし、3より大きく4より小さいことなら、説明できるようにしておかなければなりません。

 2016年、奈良県立青翔中学校という公立中高一貫校で、円周の長さは直径の3倍より大きく、4倍より小さくなることを説明させる問題が出題されました。まさに、『自由自在 小学高学年 算数』の259ページの【くわしく】で書かれていたことをそのまま述べればよい問題でした。

 また、これから習う「円の面積の公式」についていえば、「円の面積=半径×半径×3.14」と覚えることはもちろん大切ですが、さらにみなさんは、「この公式って、結局は長方形(平行四辺形)の面積を求める方法と同じだよね」といえるかどうか。これが、志望校の公立中高一貫校に合格できるかどうかの境目になるということを覚えておいてください。
※『自由自在 小学高学年 算数』の265ページ【なぜ?】、またはお持ちの教科書で理解を深めてください。『デイリーむぎっ子基本編 小学6年算数セット』でも同内容をあつかっています。

 今回は、「円周の長さの求め方」や「円の面積の公式」を取り上げましたが、計算方法や筆算の仕方なども同様です。「やり方」や「解き方」だけを覚えるという勉強では、応用力が身につかず、公立中高一貫校対策になりません。

 いつも「なぜ、このような公式が成り立つんだろう」「なぜ、このように計算するだろう」という疑問を持ち続け、その疑問を解決する努力を続けてください。そういった勉強のくり返しが、公立中高一貫校合格を引き寄せます。


掲載日:2020年4月6日
次回の掲載は、2020年5月4日の予定です。

[2020/03/02] さあ、みんなでいっしょに合格を目指そう!!


 むぎっ子広場の新年度は3月です。とはいえ、3月は準備期間。4月から本格的にむぎっ子広場がはじまります。みなさんはじめまして。またはこんにちは。

 今回、私はみなさんに3つのことをお願いしたいと考えています。

1つ目 覚悟(かくご)を決めよう
 自分は公立中高一貫校を受検し絶対に合格するのだ!!
 合格にはこの覚悟が必要です。むぎっ子広場を利用して合格を目指そうとしている人は、むぎっ子広場を信じてください。私たち講師陣(こうしじん)を信じてください。
 この気持ちがあるかないかで、成績アップに大きな差が出ます。

2つ目 基礎(きそ)・基本の勉強に最優先で取り組もう
 公立中高一貫校入試は適性検査問題が出題されるため、早い段階から適性検査問題をひたすら解こうとする人がいます。しかし、むぎっ子広場は知っています。そういう人の多くが公立中高一貫校に落ちたという事実を。
 適性検査問題を解くには、小学校で学ぶ内容をふくめた基礎・基本の勉強が欠かせません。資料読み取り問題を解くには算数の割合が必須だし、社会系問題には必ずといってよいほど複雑な計算を必要とする問題がからむし、記述問題で漢字ミスがあれば不合格まっしぐらなわけです。
 だから、小学6年生は少なくとも夏休み前まで、自学自習で適性検査問題(志望校の過去問など)を解くのは止めましょう。禁止です。どのみち解けませんし。解答例をなぞるだけの勉強は時間のむだです。

3つ目 自宅学習中心の人はむぎっ子広場の学力テストを受けよう
 宣伝(せんでん)になってごめんなさい。ただし、これははっきりと言っておきたいので、言わせてください。
 むぎっ子広場の学力テストは今年度全面リニューアル。『自由自在 小学高学年 令和2年版』(受験研究社刊)に完全準拠し、公立中高一貫校の合格可能性を極限まで高めようと考えています。つまり、むぎっ子広場は、家庭学習での公立中高一貫校合格を本気で追求しているわけです。
 易しい参考書ではないため、自学自習では「わからない」という部分も出てくると思います。しかし、そういうときは「いつかわかるときがくるから、とにかくどんどん進めよう」と思ってください。
 勉強というものは、「わかること」が時間差で生じるものです。一回の勉強ですべて理解しようと思う必要はありませんし、そもそも不可能です。頭の中に「????」がある。しかし、時間が経って、その疑問が解消される。それが勉強というものです。一回の勉強で完ぺきを目指すといった土台無理なことを追求しないでください。
 ここで勉強法をワンポイントアドバイス。
 ぜひ、日を変えて何度も何度もくり返し音読してください。最低でも合計10回。できれば20回以上。公立中高一貫校対策で『自由自在』を使うとき、最も効果的な勉強法は声に出して読むことです。すみからすみまで何度も何度も読みましょう。


掲載日:2020年3月2日
次回の掲載は、2020年4月6日の予定です。