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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2020/07/06] いまの教科書は想像以上に難しく受験に役立つ


 7月に入りました。新型コロナウイルスのえいきょうで、夏休みが短くなった地域も多いでしょう。ただ、受験(受検)学年である小学6年生にとって夏休みはどうでもいいこと。来春の志望校合格に向けてコツコツと勉強を続けましょう。

 今回は、この時期から基本単元の総仕上げに入るみなさんに向けて、もっと教科書を読みこんでほしいというお願いです。

 いま、私の目の前には、東京書籍・大日本図書・教育出版の小学6年理科の教科書があります。今春から改訂された新しい教科書です。これらの教科書を手に取ってつくづく感じるのは、「以前に比べていまの教科書は想像以上に難しく、かつ受験に役立つ」ということです。

 まず、ページ数と教科書の大きさ。東京書籍は計220ページ、大日本図書は計222ページ、教育出版は236ページとぼう大で、A4版やAB版などいずれも版が大きい。それに全ページフルカラーで、読みやすく見やすい。しかも、これだけのものがタダでもらえる。

 理科の教科書が「適性検査問題のネタの宝庫」というのは受験業界では有名な話で、特に「理科のひろば(東京書籍)」「サイエンスワールド(大日本図書)」「資料・チャレンジ・科学のまど・広がる科学の世界など(教育出版)」といった発展内容をまとめたページは、公立中高一貫校を目指すみなさんにとっては要注意です。

 現在の教科書は、「これ以上、教科書で取り上げてはいけない」という以前存在していた「歯止め規定」が撤廃されているため、基本の徹底と上位層向けのより難しい発展内容が混在しています。公立中高一貫校を目指さなければ基本の徹底のみに注力すればよいのですが、むぎっ子広場に集うみなさんはそうはいきません。教科書のすみずみまで何回も何十回も読みこむ必要があります。

 むぎっ子広場がおこなっている公立中高一貫校対策『学力テスト』の勉強法をご説明したときもお伝えしましたが、公立中高一貫校対策における有効な勉強法は音読です。いっとく先生が以前のコラムで、「あるページを開けた瞬間に、そこで説明されている内容がほぼすべて口頭で説明できるようになることが目標」だとおっしゃっていましたが、まさにその通りです。

 みなさんのお手元にある教科書をもっと読みこんで、過去問対策に入っていく土台を一刻も早く習得してください。


掲載日:2020年7月6日
次回の掲載は、2020年8月3日の予定です。