公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!

ひろやん道場

PROFILEひろやん先生プロフィール

ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2020/09/07] 目標と学習計画でやる気を最大化させよう


 いよいよ9月に入りました。志望校の過去問に着手し、現実を直視するとともに、そのあなうめをしていく時期です。今回は、「目標」「学習計画」「やる気」という3つのキーワードを関連づけて、今後の取り組み方を話していきます。

 よく「やる気が起きない」と言います。しかし、それは達成したい目標がないからです。ふつうは、達成したい目標があるから、やる気が生まれ、やる気があるから計画が実行でき、その結果、目標が達成できます。そして、目標達成により、さらにやる気が生まれます。この好循環をどのようにつくり出していくかが大切です。

 やる気とは、目標達成のための脳の装置だといわれています。言いかえれば、やる気をうまく引き出すためには、適切な目標設定が不可欠というわけです。

 脳科学の本を読むと、最もやる気が高まるのは達成率が7割程度の目標とのことですが、実際、多くの受験生(受検生)は高すぎる目標を立ててしまいがちです。目標を立てた時点では一時的にやる気が高まるものですが、実際に達成できず、できないことでストレスが増大して、やる気を失ってしまう・・・・・・。こんなことになりがちです。

 では、合否を分ける秋からの目標をどのように立てていけばよいのでしょうか。自分に最適な目標設定のためには、自分の現状把握が不可欠です。だって、「最もやる気が高まるのは達成率が7割程度の目標」なのだから、そのバランスは、自分の現状把握なくしてあり得ないからです。

 まずは、志望校の過去問を解いてみましょう。それにより、合格に必要なことの全体像が見えてくれば、やる気スイッチをオンにする目標設定が可能になります。ここで大切なことは、現実から目をそむけないこと。

 そのうえで、学習目標を2段階で立てましょう。第一段階は、「優先度が高く、達成すべき目標」です。最低限、これを達成しなければ合格はないといえるものを第一段階の目標にすえましょう。第二段階は、「余裕があればやる目標」です。この分類が、合否のかぎをにぎっています。

 あとは月単位、週単位で学習内容を具体的に策定し、それが済んだら実行あるのみです。ノルマと達成状況を「見える化」して、達成できたときには自分の努力をほめてあげましょう。

 以上、課題分析→目標設定→計画立案→計画実行 をいう順で、自分のやる気を引き出し、志望校合格に向けてつき進んでください。


掲載日:2020年9月7日
次回の掲載は、2020年10月5日の予定です。