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ひろやん道場

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ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

[2020/11/02] 苦手単元にいつまでも執着するな


 公立中高一貫校入試に限らず、受験の合否は総合得点で決まります。小学校の調査書も大切な要素ですし、面接やグループ活動がある場合は、それらも多少なりとも合否にえいきょうをあたえます。

 適性検査について、いつも問題となるのは、苦手科目や苦手単元の取りあつかいです。

 公立中高一貫校合格を目指そうとする人で、勉強ぎらいの人がいませんが、算数が苦手だったり、算数の数量系の問題は得意だけど、立体図形が苦手だったりはします。つまり、大なり小なり、苦手科目や苦手単元というものはだれしもあるものです。

 このとき、苦手を克服(こくふく)して得点の底上げをはかりたいと思うのは至極当然のことではありますが、入試本番がせまってきた現在、苦手に執着するのはよくありません。というのも、私の経験上、受験に強いのは、得意科目や得意単元にみがきをかけ、その得点で勝負するタイプだからです。

 そもそも、苦手は二つに分類できます。それは、勉強が遅(おく)れているから苦手なのか、勉強してきたのに苦手なのか・・・・・・です。前者であれば勉強すればのびる余地がありますが、後者は今後劇的な変化は考えづらいでしょう。

 だって、考えてみてください。勉強してきたのに苦手が続いているわけですよね。それが、入試本番がせまった時期にできるようになると本気で思いますか?? 苦手分野に力を入れても、それに見合った成果が期待できると考えるのにはあまりにも無理があります。

 つまり、入試本番が近づくこれからの時期は、これまで勉強してきたのに一向に苦手が解消されない科目や単元に見切りをつけ、代わりに得意教科や単元でその穴をいかにカバーするかを考えたほうが得策というものです。

 根がまじめなタイプほど、苦手克服に執着(しゅうちゃく)しがちです。しかし、見切りをつける勇気も持ちましょう。苦手の深追いは大変危険ですよ。


掲載日:2020年11月2日
次回の掲載は、2020年12月7日の予定です。