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拝啓保護者様

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いっとく先生

むぎっ子広場は,2006年の開設当初から関与しており,2012年に一度降板しましたが,今回再登板することになりました。「拝啓保護者様」では,保護者の方から頂戴するご質問・ご相談にお答えする形で進めていきます。僭越ながら(と,一応謙遜したうえで),自信たっぷりに持論を展開いたします。
どんぐりスクール主宰 いっとく先生
ホームページ http://www.dongurikorokoro.com

[2019/03/31] PTA役員を務めた親の子は合格しやすい??


ご質問:
 先月のコラム([2019/02/28] 児童会役員や学級委員は公立中高一貫校に有利か)で、児童会役員や学級委員についての話がありましたが、親側、つまりPTA役員の有無が子どもの公立中高一貫校受験に影響を与えることはあるでしょうか。

(Iさん・福岡県在住)
※ 頂戴した原文のままを掲載していますが,ご質問の箇所のみを抜粋しました。なお,掲載に際しては事前に許可を頂いております。

お答え:
 公立中高一貫校入試で問われているのは受験生本人の能力と実力であって親ではありませんから,親がPTA役員を務めれば,その子は合格しやすくなるか??と問われれば,答えは断じて「ノー」です。

 ただし,これは直接的影響であって,間接的には十分に考えられると思います。

 ちょうど,これに関する内容を合格体験記にまとめてくださった方がいらっしゃいますので,ぜひ [2019/03/01] 2019年度 公立中高一貫校入試/合格体験記 (2) をお読み頂けばと思います。

 PTA役員を引き受けることのメリットは,小学校側との接点が増えるため,「我が子のようすがよりわかる」「担任の先生や教頭先生,校長先生と面識が持てる」などいろいろ考えられますが,公立中高一貫校入試に限ってみれば,最大のメリットは「担任の先生の我が子への印象がよくなる」ということかもしれません。「えこひいきをする」という自覚がなくても,無意識にそうなることだってあるでしょう。

 出願時,公立中高一貫校に提出する児童の報告書(調査書)を書くには担任の先生です。いわば,担任の先生は自分の意のままにその児童の特別活動の記録や行動の記録を評価でき,総合所見が書けるわけです。

 参照 [2019/01/31] 欠席日数が多いと,受験に不利でしょうか

 数年前になるでしょうか,神奈川県内の公立中高一貫校に合格されたお子様の保護者の方から「2学期の保護者面談のとき,担任の先生から総合所見に『親子ともども,学校活動にとても積極的で・・・』という文言を入れておきましたといわれた」とのこと。この保護者の方はPTA役員をお務めでした。たとえ一語であったとしても,児童の総合所見に親に関する記載を書くのは問題があるのでは??という気もしましたが,校長の印鑑もあることから,その記述が認められたということでしょう。こういう例外的??なケースもあるようです。

 共働き世帯が増え続けている昨今,PTAでは役員のなり手がいないという深刻な事態に陥っています。「PTA役員を務めたくても現実的に無理」という方も多数いらっしゃると思いますが,もし余力があれば,PTA役員(または子ども会役員など)をご検討なさってはいかがでしょうか。純粋に楽しいでしょうし(きっと・おそらく・もしかしたら),周囲から我が子が愛されて育つ環境が得られるかと思います(これは確信!!)。


掲載日:2019年3月31日
次回の掲載は,2019年4月30日の予定です。

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