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いっとく先生

むぎっ子広場は,2006年の開設当初から関与しており,2012年に一度降板しましたが,今回再登板することになりました。「拝啓保護者様」では,保護者の方から頂戴するご質問・ご相談にお答えする形で進めていきます。僭越ながら(と,一応謙遜したうえで),自信たっぷりに持論を展開いたします。
どんぐりスクール主宰 いっとく先生
ホームページ http://www.dongurikorokoro.com

[2019/11/30] 漢字をすぐに忘れてしまうわが子に愛の手を


ご質問:
わが子は漢字が特に苦手で、かなりの時間をかけて何度も何度も勉強しているのですが、すぐに忘れてしまいます。「暗記物は反復あるのみ」と知ってはいるのですが、それ以外でのアドバイスを頂ければと思っております。ぜひ愛の手を差し伸べてください。

(Hさん・福岡県在住)
※ 頂戴した原文のままを掲載していますが,ご質問の箇所のみを抜粋しました。なお,掲載に際しては事前に許可を頂いております。

お答え:
 かなりの時間をかけて何度も何度もくり返す。
 これが漢字をふくめた暗記物の鉄則です。
 そのうえで、「それでも漢字が得意にならない人」は、部首、筆順、画数の知識が不足している可能性があるので、その勉強をプラスしましょう。

 <部首について>
 ふつう、漢字を学ぶとき、無意識に「『へん』が『にんべん』で」とか、「この漢字は『うかんむり』で」とか、そういった部首のことを考えます。また、小学校や塾の先生が「この漢字の『つくり』は『りっとう』です」と言うこともあります。そのとき、『つくり』はどの部分の部首なのか、または『りっとう』とはどういった部首なのかがわからない人は、その意味が理解できません。

 <筆順について>
 漢字は「上から下へ書く(例:言)」「左から右へ書く(例:川)」だけでなく、「横の画を先に書く(例:木)」「中心を先に書いてから左右を書く(例:小)」といった筆順のきまりが全部で10個もあります。正しい筆順で書くことが、速く美しく整った形の漢字を書くことにつながるので、ぜひこれらの知識も知っておきたいところです。

 <画数について>
 漢字を書くとき、「いーち、にーい」と数えながら書いていくと、画数を身につけることにもつながり、忘れにくい状態をつくり出すことができます。たとえば、「しんにょう」は、「いち、にーい、さーん」と書きながら声に出して言う人は、漫然と漢字を書く人に比べて、漢字学習にかける時間が短いという調査結果も出ています。

 漢字の部首、筆順、画数は、あまりくわしく学ぶ必要はありませんが、知識がまったくないのも困りものです。

 以前、初対面の方から、「私の名前は『しめすへん』の『ゆうこ』です。」と言われ、「ああ、祐子さんですね。」と即答して名前をお書きしたら、「さすがですね。」と褒められたことがあります。

 ビジネスの世界では、「あっ、自分は試されているなぁ」と感じる場面がたびたびあります。ちゃんとした大人だと思われるためにも、こういった一般常識は小学生のうちから身につけておきたいものですね。


掲載日:2019年11月30日
次回の掲載は,2019年12月31日の予定です。

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