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拝啓保護者様

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いっとく先生

むぎっ子広場は,2006年の開設当初から関与しており,2012年に一度降板しましたが,今回再登板することになりました。「拝啓保護者様」では,保護者の方から頂戴するご質問・ご相談にお答えする形で進めていきます。僭越ながら(と,一応謙遜したうえで),自信たっぷりに持論を展開いたします。
どんぐりスクール主宰 いっとく先生
ホームページ http://www.dongurikorokoro.com

[2020/07/31] すぐやる子とやらない子のちがいは・・・・・・


ご質問:
 私の息子への口癖は「早くやりなさい」「いますぐにやりなさい」です。やるべきことができないので、いつも腹を立てています。何とかならないでしょうか。

(Kさん・岡山県在住)
※ 頂戴した原文のままを掲載していますが、ご質問の箇所のみを抜粋しました。なお、掲載に際しては事前に許可を頂いております。

お答え:
 すぐやる子とやらない子のちがいは、3つあると言われています。それは、「見える化」「スイッチ化」「習慣化」です。

 1つ目「見える化」

 何をいつまでにすべきかが見えていなければ、私たち人間はだれしも、漠然と面倒だと感じることは後回しにしがちです。計画表(ワークシート)やTODOリストを作成していない場合は、お子様が「自分がすべきこと」が見えていない可能性があるので、まずはその作成をおすすめします。

 保護者が「勉強しなさい」と漠然とお説教をするのは無意味です。何を勉強するのか、どう勉強するのか、いつまでに勉強するのかが明確になっていなければ、お子様は動きません。時間制限は、人を動かすための強力な武器なのです。

 2つ目「スイッチ化」

 ある大手個別指導塾が「やる気スイッチ」という言葉を世に広めましたが、このスイッチはとても大切です。では、このスイッチはどこにあるのでしょうか。もちろん、人によってちがいます。ある人は、テストでよい点が取れることだったり、また別のある人は、先生や保護者、友だちから「すごい」とほめられることだったり、または、おもちゃがもらえることだったり、お金だったり・・・・・・。私たちの労働の対価はお金です。では、子どもたちは??

 参考コラム 2020/03/31 ニンジンのぶら下げ方には注意が必要です

 いずれにしても、勉強へのモチベーションにつながるのがスイッチであり、それがなければ、私たちは実際の行動に移しづらいものです。年がら年中ボランティアでは生きてはいけませんから、ぜひ、上手にニンジンをぶら下げてあげてください。

 3つ目「習慣化」

 最も大切なのは、おそらくこれでしょう。「すぐやる習慣が身についているかどうか」です。あたりまえだといわれそうですが、だからこそ、「すぐやる子」になるには時間がかかるとお伝えしたいのです。

 すぐにやれるときもあれば、やれないときもある。これをくり返しながら、いつか、「いつもすぐにやる子になる」とお考え頂きたいと思います。この試行錯誤あるのみです。


掲載日:2020年7月31日
次回の掲載は、2020年8月31日の予定です。

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