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拝啓保護者様

PROFILEいっとく先生プロフィール

いっとく先生

むぎっ子広場は,2006年の開設当初から関与しており,2012年に一度降板しましたが,今回再登板することになりました。「拝啓保護者様」では,保護者の方から頂戴するご質問・ご相談にお答えする形で進めていきます。僭越ながら(と,一応謙遜したうえで),自信たっぷりに持論を展開いたします。
どんぐりスクール主宰 いっとく先生
ホームページ http://www.dongurikorokoro.com

[2020/09/30] 睡眠を味方につけて合格を目指そう


ご質問:
うちの息子は夜9時には「眠い」と言って就寝しようとします。もう少し勉強してほしいと思うのですが、これでよいのでしょうか。なお、起床時間は6時少し前です。

(Mさん・東京都在住)
※ 頂戴した原文のままを掲載していますが、ご質問の箇所のみを抜粋しました。なお、掲載に際しては事前に許可を頂いております。

お答え:
 小学6年生であっても、8時間以上の就寝時間を確保したいので、このままでよいと思います。そもそも、眠いときに勉強しても効率が悪いだけでよいことはひとつもありません。夜9時には寝る前提で、それまでに勉強を終わらせてしまいましょう。

 それに、早寝の効能は早起きの習慣が身につくことだけではありません。覚えたことを忘れにくくするという受験生(受検生)にとって重要な効能もふくまれています。

 起きている限り、脳には新しい情報がどんどん入ってくるので、覚えておきたいことでも忘れやすくなってしまいます。一方、早く寝てしまえば新しい情報が入ってこないので、その分覚えたことを忘れにくくなります。つまり、ダラダラ起きているだけ、損をしてしまうのです。まさに、夜遅くまでの勉強は百害あって一利なしです。

 夜にテレビを見たりゲームをしたり本を読んだりするぐらいなら、つまり、脳に新しい情報を入れてしまうぐらいなら、とっとと寝てしまいましょう。

 最後に、某照明メーカーの担当者から聞いた話を書いておきます。

 住宅照明には白い光とオレンジの光があり、特に勉強部屋では視認性などを考えて、白い光を使っていることが多いでしょう。ただし、実は白い光の中にふくまれるブルーライトが、睡眠を阻害する一因になっているそうです。視神経にはブルーライトを検知するセンサーがあり、ブルーライトに反応して脳が覚醒モードになってしまうとのこと。

 白い光の部屋ですごした人は、平均の就寝時間が、オレンジの光の部屋ですごした人に比べて1時間遅くなったという実証実験もあるようです。

 いまは、ひとつの照明器具で白い光とオレンジの光の両方を自由に変えられる機種もあります。照明メーカーの回し者ではございませんが、夜寝る前は、オレンジの光で脳を睡眠モードへと誘導してはいかがでしょうか。

 かくゆう私の家も、寝室はオレンジの光の間接照明だけです。ベッドに入って1分で寝られます。のび太くんの0.93秒には負けますが・・・・・・。


掲載日:2020年9月30日
次回の掲載は、2020年10月31日の予定です。

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