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読者ひろば

[2016/03/05] 2016年度 公立中高一貫校入試を終えて (13)

 2月9日に東京都立白鴎高等学校附属中学校の一般枠での合格をご連絡させて頂きましたが、後日、読者広場を拝見すると何名もの保護者の方がご自身の体験を載せておられたので、むぎっ子広場さんを最大限活用させて頂いた一人として恐縮ながら私の感想をまとめさせて頂きました。
 都立白鴎への進学を希望したのは娘ではなく私自身です。私が同校の同窓生だったからです。ただ、倍率は毎年8倍程度の狭き門なので、塾に通わせることにためらいがありました。都立中を目指された知り合いの方にお伺いすると、塾に1年間通うと60万円を超えるそうです。月額授業料だけだと2万円程度だけど、それ以外にテキスト代とテスト代がかかり、夏期講習や短期集中ゼミの受講もほぼ義務づけられ、気づいたら60万円を超えていたというのです。それでも、合格できるのは8人に1人程度。これでは割に合わないと思いました。
 そこで利用することにしたのが通信添削でした。たとえ都立中に不合格になっても娘自らが自学自習できる習慣が身につけばそれでよしと考えたからです。それに、むぎっ子広場さんのものをすべて受講しても6万円程度にしかなりませんから、塾代の1割。不合格になっても私のお財布は悲しみません(むぎっ子作文添削は申し込みのタイミングをのがしてしまい、受講できませんでした)。6万円で自学自習できる習慣が身につけば、費用対効果は絶大です。
 進研ゼミとZ会も考えましたが、むぎっ子広場の先生方が毎月書かれているコラムに共感と親近感を覚えたことが、むぎっ子広場さんを利用する決め手になりました。
 むぎっ子広場さんの親近感というのは、私たち親子にとって大きな支えになりました。勉強方法などで悩んだときにむぎっ子広場さんへメールを送ると、必ず近日中に(早いときにはメール送った3分後に)先生みずからお電話を頂けるのです。質問メールを送るときは自宅の電話番号を書いておくとよいですよ。私は合計7回ぐらいお電話を頂けた気がします。こんなことはほかの通信添削では考えられませんよね。いつもその場であれこれ質問してしまうのですが、どれも的確な回答で、それに公立中高一貫校の知識が半端じゃなくてびっくりしていました。
 むぎっ子広場さんをすべて活用すると、隔週のペースで教材やテストが送られてきます。これにちゃんと取り組むだけでも結構時間がかかりますが、学力テストの利用法についてお伺いしたとき、受験研究社の「これだけは」という教材を薦められました。質問した人だけ知っている「学力テストの裏指定テキスト」ですね。これに取り組むのが一苦労。しかし、まちがいなく都立白鴎合格に近づけたと思います。
 試行錯誤が続いた受験勉強でしたが、受験数か月前には自学自習ができるようにもなり、親バカながら「もしかしたら合格するかも」と思えたのですが、その通りになりました。むぎっ子広場の先生方にはとても感謝しております。ありがとうございました。(東京都)