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2006.12.25日更新【ペンギン便り】vol.18
◇◆◇【ペンギン便り】◇◆◇
Vol.18 2006.10.24
(これは、「むぎっ子広場」の会員様で、希望の方に配信しているメールマガジンです。約1カ月遅れでバックナンバーを掲載していきます。)
こんにちは。Mr.ペンギンです。
プロ野球「日本シリーズ」の第3戦が今日、札幌ドームで行われますね。ともに1勝1敗で、白熱した戦いが繰り広げられています。中日が優勝すれば52年ぶり、日本ハムが優勝すれば44年ぶりの日本一ということのようです。40年ぶり、50年ぶりという数字が並ぶことに日本の野球の歴史を感じます。
さて、その歴史ある「野球」という言葉を初めて使ったのは、歌人の正岡子規だと言われています。正岡子規は「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」など数々の有名な俳句を残しましたが、結核のため35歳の
若さで世を去りました。その一方で大の野球好きとしても知られ、「打者、走者、四球、直球」などの言葉は彼が翻訳し作り出した言葉と言われています。
ところで俳句の世界は、たった17文字で無限の表現を試みます。それはまるで、「17文字の宇宙」とも言うべき奥深さです。
そんな俳句を作らせる問題が、公立中高一貫校の受検でも出題されています。東京都立白鴎高校附属中学校では、2006年度の「適性検査」で、「野菜」という言葉を用いて五・七・五の文を書かせていました。
ためしに私も「野菜」を題材に俳句を作ってみました。
長雨で 家計直撃 野菜高
風情のかけらもなく、申しわけありません…
実際に作ってみると難しいものですね。
今号の目次
□1.「むぎっ子広場」更新情報
□2.取材ノート“こぼれ”話
□3.読書をしよう
■1.「むぎっ子広場」更新情報
・2006/10/18 【いっとく先生のトクトク情報】更新
「模試を受検するということ」について書いています。
http://www.mugihiro.com/m.php/061024/01/
・2006/10/18 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
和歌山県立向陽中学校 「環境学」の授業についての記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_14.html
・2006/10/18 【ペンギン便りvol.10】バックナンバー掲載
http://www.mugihiro.com/m.php/061024/03/
・2006/10/20 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
東京都立小石川中等教育学校 公開授業と学校説明会の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_15.html
・2006/10/23 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
千代田区立九段中等教育学校 学校説明会の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_16.html
・2006/10/24 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
東京都立武蔵野地区中高一貫6年制学校(仮称) 2008年4月に開校予定の学校説明会の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_17.html
■2.取材ノート“こぼれ”話
ある説明会で、保護者の方が次のようにもらしていました。
「公立中高一貫校は、学校ごとに選抜の方法が違って、内容がわかりづらい。なぜ、こんなに違うのか」。
その方は、一つの県内に県立と市立の一貫校があり、両方をのぞいてみると選抜方法がまったく違っていた、ということを指して言っていたようです。
確かに「公立中高一貫校」は、さまざまな選抜方法を取っています。
例えば願書を出す前に、抽選で生徒を少人数に絞り込んでしまう方法があれば、全員に対し選抜試験を行うというのもあります。また、個人面接、集団面接の両方を行うというのもあれば、面接なしの場合もあります。
その違いに対し、私は「いろいろあって、それでいい」のではないかと考えています。
なぜかというと公立中高一貫校は、求める生徒に「答えは一つではない」と公言している学校です。だから、学校それぞれに、独自のスタイルがあっても当然だと考えられるからです。
ただ、その分志望校の情報を集める保護者や児童は大変です。だから、少なくとも一度は志望校の公開授業の様子などをのぞいて、自分の目で学校を見てみることが大切だと思います。
■3.読書をしよう 「ふくろうくん」
「ふくろうくん」アーノルド・ローベル 三木卓訳 文化出版局刊
アーノルド・ローベルといえば、「ふたりはともだち」「ふたりはきょうも」など「ふたりは〜」シリーズが有名です。“かえるくん”と“がまくん”が繰り広げる、どこかおかしくて温かい話に、世代を超えて多くのファンがいるようです。
今回紹介するこの「ふくろうくん」も、その魅力が根底に流れています。
まず登場するキャラクターは、最初から最後まで「ふくろうくん」だけです。
涙をためてお茶をわかしたり、部屋をかき回す冬のふぶきに黙々と話し続けたりというふくろうくんの行動は、まるで一人芝居のコメディアンを見ているようです。
そのようなゆかいな行動に笑いながら、しかしほのぼのとした余韻と心の優しさを読後に感じることのできる1冊です。とぼけた感じの「ふくろうくん」のイラストもお勧めです。




