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2007.01.09日更新【ペンギン便り】vol.19
◇◆◇【ペンギン便り】◇◆◇
Vol.19 2006.10.31
(これは、「むぎっ子広場」の会員様で、希望の方に配信しているメールマガジンです。約1カ月遅れでバックナンバーを掲載していきます。)
こんにちは。Mr.ペンギンです。
先週末に、奈良国立博物館で開催中の「正倉院展」に行ってきました。
会場の入り口では、大変な行列ができていました。そのため入場するまでに1時間以上待つことになりました。もちろん展示会場の内部も押し合いへし合いという状態です。ゆったり鑑賞という余裕はとてもあ
りませんでした。
ご年配の方で、朝早くに東京からやってきて、そのまま日帰りで戻るという方にお会いしました。その方は「芸術鑑賞というのも、なんとも体力がいることだな」と苦笑混じりに話しておられました。
さて、公立中高一貫校への進学を考えるみなさんにとって、いろいろなことに興味を持つのはとても大切なことです。休日に美術館や博物館へ行ったりすることもその1つです。
そこで私は、小学6年生になったつもりで展示会をのぞいてみました。
会場は、大人の人垣ができていました。そのため、ガラスケースに入った展示品をのぞき込むのもひと苦労の状態です。また、面白そうな展示物はたくさんあるのですが、説明を読まなければ内容がさっぱりわかりません。
すぐに「予習が必要だな」と実感しました。
一方で私は、同じ博物館の常設展も見ました。こちらの方は人がすいていました。入り口正面には、鬼をがっしりと踏みつける大きな仏像があり、すごい迫力です。解説をみると「国宝」とありましたが、知識がなくとも理屈抜きで楽しめました。そして何より、自分のペースでゆったりと館内を見て回れました。
この日感じたことは、以下の3つです。
@大盛況の展示会はゆっくり見ることができず、あらかじめ「基礎知識」が必要。
A視覚的に訴えかける展示は、初心者にとって興味を覚えやすい。
Bゆったりと展示を見たい場合、常設展は穴場である。
あくまでMr.ペンギンの視点による鑑賞法ですが、ご参考ください。
今号の目次
□1.「むぎっ子広場」更新情報
□2.取材ノート“こぼれ”話
□3.Mr.ペンギンの「おすすめ世界旅」カンボジア
■1.「むぎっ子広場」更新情報
・2006/10/26 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
さいたま市立浦和中学校「学校説明会」の記事です
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_18.html
・2006/10/26 【ペンギン便りvol.11】バックナンバー掲載
http://www.mugihiro.com/news/2006/10/vol.html
・2006/10/27 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
東京都立白鴎高校附属中学校「学校説明会」の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_19.html
・2006/10/30 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
埼玉県立伊奈学園中学校「学校説明会」の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_20.html
・2006/10/31 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
東京都立両国高校附属中学校「学校説明会」の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/10/post_21.html
・2006/10/31 【いっとく先生のトクトク情報】更新
今回のコラムは「適性検査を解く際の心構えについて」です。
http://www.mugihiro.com/toku/2006/10/12.html
■2.取材ノート“こぼれ”話
このところ、たくさんの公立中高一貫校で「プレゼンテーション力を重視している」という話を耳にします。一体プレゼンテーション力とは何なのでしょうか。
企業ではよく“プレゼン”という言葉が出てきます。この“プレゼン”は、プレゼンテーションの略語です。
つまりこれは、コミュニケーション能力のことです。文章や話し言葉、映像、写真、実験の実演、あらゆる表現方法を使い、自分のメッセージを相手に伝えることなのです。
TVドラマなどを見ていても、パソコンを使って画像をスクリーンに映し出したり、ポスターや書類などの資料を配付したりして、具体的に相手にわかるように説明している場面がありますね。
これは社会に出てからも必要な力であり、私自身も非常に大切だと考えています。
ある京都の公立中高一貫校へ学校説明会の取材に行ったときのことです。そこでは、特にこの“プレゼン”について力を入れていると感じました。
例えば授業や校内行事については、生徒が司会進行をしながら紹介していくのです。寸劇や合唱などを交え、うまく学校の様子を伝えていきます。会場には1,000人近い来場者がいましたが、大勢の人を前にしても物怖じせず、笑いを誘いながら来場者の心をつかんでいました。
中学1年生が、ステージの上で「笑顔」を絶やさず表現するというのは、なかなか普通にはできません。生徒は相当に“プレゼン”の力を鍛えられており、説明会はその絶好の証明の場であるように思いました。
■3.「おすすめ世界旅」 カンボジア・アンコール遺跡群
カンボジアはどこにある? 世界地図で調べてみよう。
http://www.stat.go.jp/data/sekai/h4.htm
まず、カンボジアについての基礎知識から。
カンボジア王国
面積 18.1万平方キロ(日本の半分弱)
人口 1,350万人
首都 プノンペン
民族 90%がカンボジア人(クメール人)
言語 カンボジア語
宗教 仏教(一部少数民族はイスラム教)
通貨 リエル
アンコール遺跡群の写真はこちらから
http://www.mugihiro.com/m.php/061031/03/
Mr.ペンギンは2002年3月にカンボジアへ入国しました。
首都のプノンペンを経て、やがてシェムリアプという町にたどり着きました。
アンコール・ワットで有名なアンコール遺跡群は、このシェムリアプという町が起点になります。
ここに広がる遺跡群は、一般には「アンコール・ワット」として知られています。しかし実際には様々な遺跡が点在していて、アンコールワットはその1つにしかすぎません。
1日や2日ではとても遺跡を見て回ることはできません。私は、1週間かけてじっくり遺跡を見て回りました。
私が一番好きなのが「アンコール・トム」という遺跡の中心にある「バイヨン」という寺院です。
微笑みをたたえた巨大な石造りの顔が、寺院のあちこちに浮かんで見えます。その神秘的な様子は、これまで旅行で見た遺跡の中でも1,2を争うものではないかと思っています。
最近はカンボジアにも観光客が多く訪れるようになりました。シェムリアプの町には大きなホテルができ、道路も整備されました。しかし、私が訪れた当時は、遺跡から少し離れるとまだまだ「地雷」が埋まっていました。
例えば、「ベンメリア」という密林の中の遺跡を訪ねたときのことです。
すぐに地元の子どもたちと仲良くなり、ツタにぶらさがって遺跡から遺跡に飛び移る「ターザン」ごっこなどをして遊びました。
廃墟のがれきの中をあちこち探検したのですが、途中、一緒に遊んでいた子どもたちが「ここは危ない。デンジャー、マイン!」と教えてくれました。
「地雷 危険!」の看板が立ってはいたのですが、うっかりぎりぎりの所まで近づいていたのです。思わず冷や汗が出たことを覚えています。
カンボジアでは、地雷で家族を失ったという人の話を幾度となく聞きました。
みなさんは1970年代から始まった、カンボジアの大量殺戮を知っていますか。1990年代まで内戦が続き、理由もなく何百万人という人命が失われました。それはまさに“暗黒時代”でした。関心のある人
は、映画になりますが「キリングフィールド」という作品を見てもらえると、その一端がわかると思います。
いまカンボジアは、緩やかに復興に向かっています。バイヨンの遺跡のように、いつまでも微笑みを浮かべる国であってほしいと思います。




