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2007.01.09日更新【ペンギン便り】vol.20

◇◆◇【ペンギン便り】◇◆◇
Vol.20 2006.11.7

(これは、「むぎっ子広場」の会員様で、希望の方に配信しているメールマガジンです。約1カ月遅れでバックナンバーを掲載していきます。)

こんにちは。Mr.ペンギンです。

教育番組の国際コンクールに「日本賞」というものがあるのをご存じでしょうか。このコンクールは、世界の国々で放映された教育番組の中からよりすぐりの作品を選び、表彰するというものです。

これはNHKの提唱で始まり、今年で33回を迎えます。そして今年は61の国や地域から280を超える番組が参加したそうです。
ダイジェストで紹介しているものを見ましたが、それだけで面白かったです。例えば、ドイツの番組に次のようなものがありました。「空はなぜ青い?」「バナナはなぜ曲がっているの」「アリは夜眠るの?」などといった子どもの素朴な質問に、実際に実験しながらテンポよく答えていました。
今年のグランプリは、カナダのドキュメンタリーでした。その内容は、交通事故で脳にけがを負ったTV制作のプロデューサーが、奇跡的に回復するまでの10年の記録を追うというものでした。

さて、番組を紹介していく中で、コラムニストの天野祐吉氏が興味深いことを話していました。

それは“スコーレ”という言葉についてでした。
「学ぶ」というギリシア語は、“スコーレ”と言います。“スコーレ”にはまた、「遊ぶ」という意味もあるのだそうです。つまり古来、ギリシアでは「遊ぶ」と「学ぶ」が表裏一体の言葉として使われていたそうなので
す。

番組の中で天野氏は、「教育番組は、一般に堅苦しい感じがするかもしれない。しかし、ここで取り上げられている作品は、げらげら笑ったり考えさせてくれたりする」とも話していました。

私も驚いたり、笑い転げたりしながら番組を見ていたのですが、その話を聞いて「なるほど」と思わずうなずいてしまいました。
「楽しみながら学ぶ」気持ちを忘れずに毎日を送りたいものです。


今号の目次
□1.「むぎっ子広場」更新情報
□2.取材ノート“こぼれ”話
□3.読書をしよう

■1.「むぎっ子広場」更新情報           

・2006/11/01 【ペンギン便り】vol.12バックナンバー掲載
http://www.mugihiro.com/news/2006/11/12.html


・2006/11/01 【最新ニュース】
2007年度の公立中高一貫校受検日程一覧表を掲載しています。
http://www.mugihiro.com/m.php/061107/02/


・2006/11/02 【Mr.ペンギンの取材ノート】更新
京都市立西京高校附属中学校「学校説明会・オープンキャンパス」の記事です。
http://www.mugihiro.com/penguin/2006/11/post_22.html

■2.取材ノート“こぼれ”話         


先日見学した説明会でのことです。校長先生が、入学希望者に対して「入学するときには、まだ将来の夢は見つかっていなくてもよい」という内容のことを話していました。
普段よく耳にするのは「将来の夢を持った上で入学してほしい」という言葉です。しかし、この校長先生は逆のことを言っており、私は興味を覚えました。

説明をさらに聞くと「自分が将来何をしたいのかは、学校の在学中に探してほしい。私たちは、その手伝いをするのが学校だと思っている」と述べておられました。それを聞いて、なるほどと納得しました。

ここでふと、自分の小学校時代のことを考えてみました。小学生のころ、何になりたかったかはよく覚えていません。大工になりたいとか、スポーツ選手になりたいとか、弁護士になりたいとか、めまぐるしく変わっていたような気がします。

私の場合、将来何になりたいかは、中学や高校、さらには大学で形づくられていきました。思春期の時期、様々なものごとに衝撃を受けたり、憧れを抱いたりしたことが、夢を追いかける原動力になりました。

中学校の入学時に生徒の抱く夢が、高校卒業時にまったく同じというのであれば、それは本当にすごいことです。しかし個人的には、思春期の6年間に全力で生活を送れば、夢が変わってくるのは当然だとも思います。

「夢はまだみつかっていなくてもよい」とは、「自分の進むべき道は、まだ無限大にある」ということでもあります。私も12歳のときは、それでよいのではないかと思います。


■3.読書をしよう  「国旗の絵本」 

「国旗の絵本」 戸田やすし著  戸田デザイン研究室刊

私は地図が好きです。旅先ではよく「地図を見ていると時間を忘れる」という人にお会いすることがあります。そんな中、「国旗を見ていても時間を忘れるんですよ」と言っていた人がいて、この本を読みながらそのことを思い出しました。

本を開いてみると、本当に様々な国旗があることがわかります。
例えばブータンの国旗は、中央に大きな龍が描かれています。龍の絵はとても細かくて「これを描こうとする子どもたちは、大変だろうな」とついつい思ってしまいます。また、レバノンには「レバノン杉」、カンボジアには「アンコールワット」などと、国を象徴するものが登場します。水色に人面の太陽を描いたアルゼンチンなどは、一度見たら忘れられないデザインです。

国旗のイラストに興味を持って国名を覚えると、その国に対し急に親近感がわいてくるから不思議です。世界への興味の扉を開くおすすめの1冊だと思います。

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