Mr.ペンギンの公立中高一貫校取材ノート

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2006年05月25日京都・西京中取材日記 「毎朝続けるリスニング」

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京都市立西京高校附属中学校の魅力のひとつに、英語教育の充実がある。

今回取り上げるのは「モーニング・イングリッシュ・シャワー」(以下MESと略す)という授業だ。これは、毎朝8時35分から45分までの10分間を使って、全員が英語のリスニングをするというもの。

教材は2部構成で、前半はNHKのラジオ講座を利用している。後半は、60年代の洋楽のスタンダードナンバーなどを流し、口から自然に歌詞が出るようになるまで繰り返すという内容になっている。見学した教室では、スピーカーから流れる英文を元気な声で復唱する生徒の姿が印象的だった。

このレッスンは、「語学の習得は毎日少しずつ慣れることが肝心である」という考えから、毎朝続けられている。英語を担当する月尾里美先生は「ラジオ講座を3日くらい続けて聞かせ、復唱させる練習を繰り返します。初めのころは、ネイティブのスピードで流される英文についていけず、うまく復唱できません。しかし、3日目になるとそのスピードにも慣れ、普通に復唱できるようになります。これが、『しゃべれる』という自信につながります。」と話していた。

学校の説明によれば、この春3年に進級した生徒のほとんどは、中学2年生の時点で英検3級に合格しているという。2年生の段階で英検2級の合格者数も二桁にのぼっているというから驚きだ。同校は、財団法人日本英語検定協会から、好成績を修めた団体として「2005年度優秀団体賞表彰」を受けた。さらにこの取り組みは全国に広がりつつあり、2006年に開校した東京都千代田区立の九段中等教育学校も、西京中の視察などを通して、MESの授業を取り入れている。

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