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2006年10月17日東京都立白鴎高校附属中学校 「公開授業」
9月30日(土)、都立白鴎高校附属中学校の公開授業を見学してきました。
白鴎は都立一貫校の先駆けとなった学校です。そのため都立一貫校の中で、今現在中学生1年と2年が在校しているのは白鴎だけです。この日は、その両学年の授業を自由に見ることが出来ました。
歴史の授業では、天平文化について学んでいました。そこでは正倉院の国宝「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんのびわ)」について話題が出ていました。先生が生徒に向かって「螺鈿って何からできているかわかる?」と聞くと、「貝がらです」とすぐさま返事がかえってきました。先生は誰に当てるわけでもなくどんどん質問していました。生徒からはテンポ良く質問が投げ返され、その様子に感心しました。
さて白鴎からは、「江戸文化の継承」という校風が感じ取れます。江戸助六流の「和太鼓部」は、今夏の全国総合文化祭で、第3位にあたる「優良賞」を受賞しました。この大会では、高校生部員のみの演奏だったのですが、中学部もステージを重ね、着実に力をつけてきているそうです。また「百人一首部」は、前述の総合文化祭で見事優勝した「東京チーム」の監督が顧問となり、直接指導しているそうです。生徒の特別枠募集では、囲碁・将棋分野、邦楽分野などもありこの学校が、古き良き日本の文化に力を入れている様子がわかります。
そしてこの日、幸いにも一年生の「三味線」の授業を見ることができました。
白鴎では、生徒全員が三味線を授業で習うのです。まず授業では、弦を1本ずつ丁寧に時間をかけて調律をするところから始まります。次に棹(さお)を滑りやすくする指かけ、さらに膝ゴム、バチの使い方などを教わります。
バチの持ち方については、「(バチは)中指を中心に三本指で持つ。そして親指を添える。手首は90度に曲げる」などと先生から形を教わっていました。その後40人全員で奏でる音色は見事なものでした。
白鴎では「国際社会で活躍するには、まず自分たちの国である日本の文化を知ることはとても重要である」と考えているように思われ、あらためて白鴎の魅力が感じられた公開授業でした。




