Mr.ペンギンの公立中高一貫校取材ノート

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2006年10月26日さいたま市立浦和中学校「学校説明会」

浦和.JPG

10月15日(日)、さいたま市立浦和中学校の学校説明会に行ってきました。
母体校となるのは、さいたま市立浦和高等学校です。来年2007年4月に開校を予定しています。

今回は話を聞いて特に興味深かった2点、「毎朝1限目に行うモーニングスキルアップ」「適性検査の形式」を中心に書いていきます。

1.モーニング・スキル・アップについて

モーニング・スキル・アップ(Morning Skill Up Unit、以下MSUと略)とは、毎朝1限の60分を使った独自授業のことです。まず、入学した生徒には、ノートパソコンが1人1台貸与されます。そして生徒はそのパソコンを使いながら学習します。つまりこれは、「e-ラーニング」の授業です。説明会では、その学習の様子がスクリーンに映し出され、それをもとに説明が進みました。

授業の60分は、さらに20分ずつ区切られ、英語、数学、国語の3教科に分かれます。
その内容は、英語や計算、漢字といった、毎日の積み重ねが大切な基礎・基本の学習が中心で、具体的な例としては次の通りです。

@英語  パソコンから流れる音楽のリズムに合わせ、発音しながら学習します。担当の先生は「一般の中学では英語に触れる時間は、まだまだ少ないのが現状だ。当校では、このMSUを効果的に使って生きた英語の授業をしていきたい」と話していました。
A国語  パソコンで書いた各生徒の文章を回覧したり、漢字検定に向けての時間にあてられます。
B数学  小問を解くドリル型学習を行います。正誤の結果や所要時間などが蓄積され、グラフでわかりやすく表示されるので、不得意分野を把握して克服するのに効果的です。

2.適性検査の形式について

大きな特長は、本格的な2段階選抜の形をとっていることです。

まず、2007年1月20日(土)に第1次選抜の適性検査があります。その検査は適性検査T・Uと分かれており、それぞれ45分です。
適性検査Tは、文章・資料をもとに、課題の問題点を整理し、解決する力と表現力をみるものです。適性検査Uでは、数理的な事象の分析力や判断力、論理的な思考力などをみます。
この選抜の結果、1月24日(水)に、200人程度の1次合格者が発表されます。

続いて1月27日(土)に第2次選抜があります。内容は作文(45分)と個人面接、集団面接です。この選抜を経て、1月31日(水)に入学許可候補者80人の発表があります。

このように、来春入学予定者は、じっくりと時間をかけて選ばれます。学校側は「学年80人というのは、おそらく市内最小の中学校と思う」と話していました。私の感想では、募集人数には関係なく、さいたま市と学校側が本腰を入れて中高一貫に取り組んでいるという熱意が感じられました。

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