公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!
2006年11月02日京都市立西京附属中学校 「オープンキャンパス」
10月22日(日)、京都市立西京高校附属中学校の「学校説明会・オープンキャンパス」に行ってきました。
説明会は、アナウンスもなくいきなり中学2年生全員の合唱から始まりました。この日訪れた約2,000人の方々もおそらくびっくりしたことと思います。合唱が終わると会場からは盛んに拍手が送られていました。
西京高校附属中学校の説明会には大きな特長があります。それは生徒が主役となって学校を紹介するということです。
今回の説明会でも、後半のほとんどが“生徒の舞台”でした。
先生は一切表に現れません。放送部の中学生が司会と進行をつとめ、さまざまな1年生のグループがステージに立って学校をPRし続けます。
例えば、学校に対する素朴な疑問を、寸劇で紹介してそれに答えるというグループがありました。小学生の質問に“西京相談所”が答えていくという設定です。生徒の視点から「携帯電話は持ってきてもいいよ。ただし校内にいる間は電源をオフにすること」などとうまく説明してきます。
学校施設の紹介では、学校の様子をスクリーンに映し出すと同時に、生徒が柔道着や白衣などを着て登場します。これだと視覚的にもわかりやすく、とても工夫がこらされているので、説明を受ける子どもたちも熱心に聞き入っていました。
毎朝10分間を使い、英語に親しむという「イングリッシュ・モーニング・シャワー」は、ダンスを交えて陽気に紹介していました。この毎朝の授業を使い、効果的な英検対策なども行っているようです。財団法人日本英語検定協会から、好成績を修めた学校として「2005年度優秀団体賞表彰」を受けたそうです。
さて、ここで驚いたのはステージに立ったグループはみんな、今年入学した中学1年生だったということです。
各回1,000人もの見学者が訪れる会場で発表することは普通、緊張もすれば度胸もいることだと思います。それを会場から笑いを誘いながら、いとも楽しげに発表していくのです。このような1年生の姿は、非常に頼もしく魅力的に感じました。
すると今度は、「なぜ、こうも生徒がいきいきと発表できるのだろうか」という疑問が自然とわいてきます。
説明会が終わった後に、学校側から少し話を聞くことができました。
その疑問に対する答えは、「それは、生徒が1から企画して準備しているからでしょう」というものでした。
西京附属中学校では、創造的なコミュニケーション能力を身につけるため「プレゼンテーション」という要素を重視しています。これは確かな学力に裏打ちされた上での表現力を磨く授業です。私には、この能力は、大学時代はもちろん、社会人となった後も、人生を通じて役に立つ大きな力であり、生徒自身の財産になると感じました。
説明会の後のオープンキャンパスでも、生徒が積極的にコミュニケーションを取っている姿が見られました。また来たいと思わせるような、楽しく素晴らしい説明会・オープンキャンパスでした。




