Mr.ペンギンの公立中高一貫校取材ノート

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2006年12月05日岡山操山中学校 「京都研修旅行」

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11月17日(金)、岡山県立岡山操山中学校の2年生11人と京都大学総合博物館(京都市左京区)に行ってきました。
これは、毎年行われている操山中学校の京都研修旅行の一環です。この日、生徒は7グループに分かれ、それぞれ京都工芸繊維大学や京セラなどを訪れて特別講義を受けました。

京大総合博物館はまだ新しく、2001年の開館です。大学がこれまで100年以上にわたって収集してきた資料を大切に保管し、第一線の研究成果を教育活動に活用したいという願いをこめて作られました。収蔵している資料はなんと250万点にのぼります。

この日訪れた生徒は、同博物館の角谷岳彦研究員から自然史系展示についての説明を受けました。

まず、進化の歴史を化石から調べるコーナーからの学習です。ここでは35億年前のバクテリアの化石やナウマンゾウの頭骨や象牙などが並んでいました。化石の探し方について角谷さんは「(化石は)主に砂漠地帯から見つかるのですが、これはこつこつ探すしかないですね」と解説します。生徒は興味津々の様子で聞き入っていました。

またユニークな学問もたくさん紹介されました。私が面白いなと思ったのは「きのこ・もぐら学」でした。どういうものかというと、地中にあるもぐらの巣のそばには便所があります。そこでは、窒素系の物質が排出され、それを栄養にして生えるきのこがあるのです。そのためもぐらの生態を研究するためには、まずそのきのこを探すことから始まるということでした。

さらに京都大学は霊長類の研究でも有名で、チンパンジー「アイちゃん」のコーナーもありました。
テレビなどでも度々紹介されているので、知っている人も多いと思いますが、「アイちゃん」は漢字や数字を記憶して解答することができるチンパンジーです。この博物館では、実際に「アイちゃん」が解いたものと同じ知能測定実験装置を使い、漢字や数字の問題に挑戦できるコーナーがあるのです。
訪れた操山中の生徒もさっそく挑戦していました。私が見た限りは、生徒はすいすいと解いていくのですが、チンパンジーの解答のほうがまだ早いようです。結果を見て「すごいなあ」と感嘆のため息をついていました。

展示についての説明内容は、難しいものでしたが、第一線の研究に触れることは貴重な経験になります。そしてなにより、学ぶ楽しさが伝わったことと思います。

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