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2007年03月13日西京附属中・ボランティア体験について
2月14日から20日までの間、京都市立西京高校附属中学校の1年生120人が、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどで、ボランティア体験しました。
これは、京都市が市内の中学校で実施している「生き方探求・チャレンジ体験」事業の一環です。つまり、職場体験やボランティア活動を通して、社会とのつながりを考えともらおうという取り組みです。西京附属中は、ボランティアの日数を最初に3日から5日に延長するなど、力を入れてきました。
また同校では、この活動の事前の準備にもじっくりと時間をかけています。
まず、前年に同じボランティアを体験した2年生が、1年生に活動報告します。例えば「あいさつは、元気よく。笑顔を忘れずに」などと、全員が1分の持ち時間で“生きた体験”を後輩に伝えるそうです。
次に、近隣の聴覚言語障害センターの所長からボランティアの心構えについて講話を受けます。
さらには、ボランティア活動をする直前の週には、自己紹介のポスターを持って、それぞれ担当する施設を事前訪問します。この時、楽器や手品などを使ってアピールする生徒もいるそうです。
さて、今年は生徒120人が、40施設を訪れました。
仕事は、食事の配膳やゲームなどのレクリエーション、消毒や体温測定、入浴後のドライヤーかけなどです。このように、本当にたくさんの仕事をこなします。
生徒とボランティアを受ける側のコミュニケーションは、初めからうまくいくわけではありません。初日は緊張しますし、何を話していいのか戸惑うこともあります。時には戦争の話を聞いたり、悪戦苦闘しながら5本指のソックスをはかせたりすることもあります。そのような体験をしながら、日々少しずつその場にとけ込んでいくとのことです。
20日のお別れ会で生徒は、紙芝居や手品を披露しました。「自分の孫のようだ」と喜んでいる方もおられました。一年主任の河合祥太先生は、「生徒は、いつも自分で考えながら『創意工夫』しています」と感想を述べておられました。
また先生は、「このごろは核家族の世帯が多く、世代間交流の機会もあまりありません。このボランティア体験は、社会貢献というのはもちろん、お年寄りと毎日向き合う中で、様々な問題意識を持ったりしながら、人の幅を広げてくれるものだと考えています」ともおっしゃっていました。




