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ライズの合格る答案

PROFILEライズプロフィール

R志学会ライズ

私たちライズは,10年前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
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[2017/01/23] 公立中高一貫校入試-本番前日は何をすべきか


 全国で公立中高一貫校入試が続いています。すでに入試が終わった人もいるでしょうし,「まさに明日が入試本番だ」という人もいるでしょう。今回は,これから入試をむかえる人に向けて,本番前日の話をします。

 多くの児童から「本番前日は,どのくらい勉強すればよいですか」という質問を受けます。この質問が多い理由は,「勉強しないのは不安」という気持ちと,「しかし,前日にできる勉強は限られている」というジレンマがあるからでしょう。「直前に勉強しても役に立たないから,早く寝(ね)なさい」と言われる場合もあるようです。

 答えはさまざまですが,私たちは次のように考えています。
 本番前日は,これまでに勉強したところの「できているところ」または「自信があるところ」だけを「見るだけでよい」と。

 合格するかどうかは,最後は気持ちで決まります。学力に大きな差があるわけではないので,「自分は合格できる」と自信を持てた人から順に合格していきます。もちろん,これまでにしっかりと勉強を積み重ねてきたことが前提にはなりますが,しっかり勉強した人同士の戦いであれば,最後は「気持ち」で決まります。

 この気持ちとは「余裕(よゆう)がある」または「気をぬく」ということではなく,しっかりとした勉強に裏(うら)打ちされた「自信」のことです。しかし,勉強というものはやってもやっても不安になり,さらにいえば,やればやるほど不安になるものです。とはいえ,不安をかかえたまま試験本番をむかえたくはありません。不安におおわれた心では,勝てるものも勝てません。

 であるならば,自分を気分よい状態に持っていくことが合格の秘訣(ひけつ)ということになります。最後は「これまでがんばってきたからだいじょうぶ」という気持ちが強い人の勝ちです。その状態に持っていくための前日の勉強が「できるもの」「自信のある単元」の復習です。

 逆に,一番してはいけないのが「苦手単元の勉強」です。苦手なものを解けば,当然「できません」。つまり,直前の勉強で「できない自分」を確認(かくにん)することになります。これでは,気持ちは上向きになりません。

 ですから,直前は「できている単元」の確認がよいわけです。「よし!これは覚えている」「これが出題されたら解ける」といった確認をしてください。そうすれば,「できている自分」が確認できるので,気分も乗ってきます。この気分を乗せることが最も大切です。

 しっかり自分の気分を乗せて,入試本番をむかえてくれることを願っています。


掲載日:2017年1月23日
次回の掲載は,2017年2月27日の予定です。