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ライズの合格る答案

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R志学会ライズ

私たちライズは,10年前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
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[2017/08/28] 初見問題を正確に読み解く力を養おう


 みなさん,こんにちは。
 夏休みがほぼ終わり,公立中高一貫校入試を考えている小学6年生にとっては,あとわずかとなりました。9月以降はさらにスパートをかけていきましょう。
 さて,今回は初めて見る問題,つまり,初見問題を取り上げます。そもそも,公立中高一貫校入試で初見問題はめずらしくなく,逆にその多くが初見問題といってよいほどです。ただし,その場合も問題文に解き方や具体例が示されているので,よく読めばそれほど難解ではありません。初見問題こそチャンスです。しっかり得点していくことが合格へのカギとなります。

●問題●
 電卓を使って,「4÷8+6×7-13×3」を正しく計算するには,どのような順番でボタンをおせばよいでしょうか。次のボタンだけを用いて,おす順番を書き,計算結果も答えなさい。ただし,MCは最初におしておくものとし,ボタンは同じものを何度も使って構いません。
ボタン 1,2,3,4,5,6,7,8,9,0,MR,M-,M+,×,÷
資料 メモリーボタンの種類と意味
MC  メモリーに記憶させた数を0にする(クリアー)。
MR  メモリーに記憶させた数を電卓に表示する。
M-  電卓に表示されている数をメモリーに記憶させた数から引く。
M+  電卓に表示されている数をメモリーに記憶させた数に足す。
例)120×3+60×2の場合は,最初にMCをおして0に戻し,その後,120×3M+60×2M+MRとおす。

●解答●
おす順番 4÷8M+6×7M+13÷3M-MR
計算結果 3.5

●解説●
 電卓のさまざまな使い方を知っている人は多くないでしょう。しかし,問題文に解き方がくわしく説明されているので,まずはそれを正確に読むことが大切です。
 例を参考にして考えると,単に+をM+に置きかえているわけではないことに注意しましょう。計算すべき式は「4÷8+6×7-13×3」なので,わり算とかけ算を,たし算とひき算よりも先にしなければなりません。4÷8をたすためにM+をおし,6×7をたすためにまたM+をおし,13×3を引くためにM-をおし,最後にすべてを表示するためにMRをおすという流れです。

●誤答例●
① 4÷8M+6×7M-13×3
 +をM+,-をM-に置きかえるだけとかんちがいをしています。また,最後に数を表示するためのMRもぬけています。

② 4÷8M+6×7M-13×3MR
 最後に表示させるためにMRを答えていますが,その前にM-がぬけています。やはり,符号を置きかえるだけとかんちがいをしています。

 落ち着いて考えれば,それほど難しくない問題です。しかし,一度かんちがいをして思いこんでしまうと,なかなか正しい答えにたどりつけません。問題文の量が多い公立中高一貫校入試だからこそ,落ち着いて問題文を正確に読み解くことを心がけましょう。


掲載日:2017年8月29日
次回の掲載は,2017年9月25日の予定です。