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ライズの合格る答案

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R志学会ライズ

私たちライズは,10年前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
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[2017/11/27] 細かい部分や注釈までしっかりと読みこもう


 今年もあと1か月ほどになりました。受検生のみなさんは勉強づけの毎日で,つかれがたまっていると思います。インフルエンザも流行のきざしが出てきていますので,体調管理には十分気をつけましょう。
 さて,今回は「文章から的確に解答を見つけ出す」というテーマでお話しします。

●事例紹介●
 外国人観光客が,ある県を旅行して書いた記事を読んで答える問題(※文章は省略)
 記事には,外国人観光客のつたない日本語であっても,案内所の人が理解して観光地を教えてくれた話や,教えてくれた観光地へ行った感想などが書かれてある。
問題1 外国人観光客が外国人向けの案内所を訪れる理由を文章中から46字でぬき出して(句読点をふくむ),はじめと終わりの5字を答えなさい。

●誤答例●
「しかし,別 ~ とにした。」
 →1文でぬき出しており,46字になっていない。
「初めて温泉 ~ たがうこと」
 →理由が問われているのに,「~だから」にあたる部分をぬき出していない。

●考え方●
 文章中からぬき出す問題は,文章中の表記のまま(漢字は漢字で,ひらがなはひらがなで)で書かなければ減点になります。また,46字という条件は大きなヒントでもあり,句読点をふくんだうえで,理由となる「~だから」にあたる部分を見つけなければいけません。この問題の場合,一文とは限らず,「部分」になる可能性があるので注意が必要です。

●事例紹介(続き)●
問題2 外国人観光客が訪れた場所のハイライト(よかった観光地)をか条書きで3つ書きぬきなさい。

●誤答例●
・見ごたえがあった。
・日本風を感じられる
・感銘を受けた。
 →訪れた場所が問われているのに,感想の部分を答えている。
 日本庭園が非常にすばらしく,富士山と温泉施設も予想以上によかった。
 →注釈があるハイライトの意味は理解できているが,か条書きになっていない。

●考え方●
 受検生にとって難しい言葉などには注釈がつきます。そのような細かい部分までしっかりと読みこむ必要があります。
 か条書きとは,その事柄をいくつかに分けて書き並べることです。この問題の場合,よかったと思った具体的な観光地名を3つ書き出せば正解です。

 入試本番は緊張してあせってしまうものですが,日ごろから細かい部分にまで注意をはらい,少しでもミスを減らしていきましょう。


掲載日:2017年11月27日
次回の掲載は,2017年12月25日の予定です。