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ライズの合格る答案

PROFILEライズプロフィール

R志学会ライズ

私たちライズは,10年前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
ホームページ http://www.shigakukairise.jp

[2018/04/23] 問われていることに答えるのがみんなの使命だ!!


 こんにちは。新学年がスタートして,目まぐるしい日々をすごしていると思いますが,勉強は着実に進んでいますか。今回は,いまの時期に取り組んでほしいことを2つお伝えします。

1 志望校の見学に行くこと
 パンフレットやホームページだけではわからない学校の雰囲気(ふんいき)や先輩(せんぱい)たちのようすなどを見に行きましょう。また,オープンスクールなどには必ず足を運びましょう。この経験が日々の勉強へのやる気につながります。

2 模試(テスト)を受けること
 公立中高一貫校入試は,そのほとんどが記述式問題なので,テストを受けて,自分の答案を採点してもらってはじめて成長できます。そこで,いつ,どこで,どういった模試(テスト)があるのかなど,情報収集をおこなっておきましょう。

 ここで,模試(テスト)などでみなさんがよくまちがえる典型的なパターンをお伝えします。まずは,次の問題を解いてみましょう。

例題 クラスのみんなで,同じ漢字が何度も使える「漢字しりとり」を始めたところ,次のようなしりとりになりました。そして,ある児童が「漢字が規則的に並んでいる」と言いました。
 【池】→【深】→【探】→【持】→【侍】→【往】→【住】→【他】→【池】・・・
 よく見ると,【往】の漢字が10回出てきて,最後が【探】で終わりました。このとき,最後の【探】は最初から数えて何番目の漢字になるかについて,あなただったらどんな方法で答えを求めますか。答えを求める考え方とその答えを書きなさい。

正答例
【往】の漢字が10回出てきて,【探】で終わるということは,【池,深,探,持,侍,往,住,他】の漢字が10回くり返されて,その後,【池,深,探】の3個目が続くことがわかる。したがって,8×10=80,80+3=83 より,【探】の漢字は83番目になる。

不正解になる解答
8×10=80 80+3=83 答え 83番目

 さて,不正解になる解答には,式しか書かれていません。答えは合っていますが,問題文中で問われている「あなただったらどんな方法で答えを求めますか。答えを求める考え方とその答えを書きなさい」という指示にしたがっていません。式を書くだけでは,「あなたの考え」を書いたことにはなりません。
 こういった問題を1つ取ってみても,いかに「説明すること」が大切かがわかりますね。

 要は,問われていることに答えるのがみなさんの使命なわけです。
 絶対に忘れないでください。


掲載日:2018年4月23日
次回の掲載は,2018年5月28日の予定です。

[2018/03/26] 公立中高一貫校対策・入門三か条


 みなさん,こんにちは。
 今回は,公立中高一貫校対策・入門三か条をおとどけします。

 公立中高一貫校入試では,普通の学力テストではなく,適性検査型の試験がおこなわれます。普通の学力テストとどうちがうかというと,ただ答えを書いて合っていればよいのではなく,大量の文章を読み解く「読解力・処理力」,資料を読む「判断・分析力」,そして文章で書く「表現力」が必要になるということです。そこで,これから勉強を始めるみなさんは,次のことに気をつけながら,日々の生活を送ってください。

●本を読む
 大量の文章を読むには,日ごろから読書が大切です。みなさんは毎週何冊ぐらい本を読んでいますか。図書館には良質な本がたくさんあります。図書館で毎週本を借りて読むくせをつけましょう。
 たくさんの本を読むことで,多くの知識が吸収できます。また,難しい言葉やたくさんの人の考え方を知ることができ,みなさんが成長できます。1週間に1冊を目標にぜひ読書を続けてください。

●問題文をきちんと最後まで読む
 児童のみなさんが適性検査問題を解くときに一番多いまちがいは,問題文をよく読んでいないことから起こる読みまちがいです。
 たとえば,問題文の最後に書かれてあった「ぬき出しなさい」を見落として,自分の言葉で答えてしまったら0点です。また,「資料1からわかることを書きなさい」と書かれてあるのに,資料1にふれなかった場合も0点です。いつも問題文の最後の最後までしっかりと読む習慣を身につけましょう。ただし,これは適性検査問題のみならず,日ごろのすべての勉強にもいえることです。

●文章を書く習慣をつける
 作文をはじめ,短い文でも自分で考えて文章にすることは難しいですね。そして,難しいから書かないという人も多いのではないでしょうか。だれでも最初は下手なものです。文章は書き慣れることが一番大切です。人のまねでも何でもよいので,とにかく書きましょう。書かないと上手か下手かもわかりません。そして,学校の先生や塾の先生などの大人に見てもらってください。よい所と悪い所を教えてもらい,また書き直しましょう。これをくり返すと,次第にうまくなります。まちがうことをこわがらずに「書いて書いて書きまくる」ことが大切です。


掲載日:2018年3月26日
次回の掲載は,2018年4月23日の予定です。