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ライズの合格る答案

PROFILEライズプロフィール

R志学会ライズ

私たちライズは,10年前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
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[2018/06/25] 一石二鳥・三鳥・四鳥を目指す勉強を!!


 みなさんは,日々の生活リズムができていますか。日々の生活の一部として,決まった時間に勉強する習慣が身についていれば,中学校へ進学したときに大いに役立ちます。いまのうちからその習慣を身につけてください。
 今回はテスト(模試)の解き直しを通して,知識を広げることのすすめです。

問題例(地熱発電の説明)
 まずはじめに,地下700m~3000mぐらいの深い井戸をほります。そこから,マグマの熱で熱くなった地下水をくみ上げて,水蒸気と水に分けます。このようにすることで,高温の水蒸気をたくさん取り出すことができます。
 次に,集めた水蒸気の力を使って,蒸気タービンという機械を動かします。この蒸気タービンという機械が動くことで電気が発生します。

問い
 地熱発電所に行ったまさきさんは,いつも身近にある水が形を変えることで大きなエネルギーとなり生活の役に立っていることを知りました。同じように,自然エネルギーといわれるエネルギーを利用して発電しているものはほかにどんなものがありますか。何を利用して発電しているかとその発電方法の欠点をそれぞれ答えなさい。

 余談ですが,本問では「何を利用して発電しているか」と問われていますね。そこで,「~発電」と答えてしまう人はバツです。たとえば,「風力発電」を説明したい場合は,「風を利用した発電」などと答えましょう。問われている内容に沿って解答を書く。これがきまりです。

 では本題です。
 受検勉強を進めるうえで,模試(テスト)の「解き直し」ほど大切なものはありません。たとえば,今回の「地熱発電」を学んだだけでは実にもったいない。模試(テスト)はあくまでもその一例にすぎないので,入試本番で地熱発電が出題されるとは限りません。他の発電方法や,他の角度から問題が出題されるかもしれません。

 ですから,すべてまとめて「火力・水力・原子力・再生可能エネルギー」を利用した発電方法をまとめておくことが必要です。
 たとえば,「火力発電は,化石燃料を利用しているので,地球環境問題や燃料に限りがある」,「化石燃料は産出できる地域が限られていて,輸入に多額の費用がかかる」などの問題があります。その一方で,「化石燃料はエネルギーに変える変換効率がよく,無駄が少ない」といった長所もあります。

 このように,長所や短所を関連づけながら知識を広げることが,模試(テスト)を有効に活用する最もよい方法です。単に「マルだった」とか「まちがえた」だけではなく,「知識を広げる」ということを意識して受検勉強に取り組んで頂きたいと思います。


掲載日:2018年6月25日
次回の掲載は,2018年7月23日の予定です。