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ライズの合格る答案

PROFILEライズプロフィール

R志学会ライズ

私たちライズは,10年以上前から総力を挙げて公立中高一貫校対策に取り組み,独自の公開模試も運営してきました。その模試の採点時に感じた,「こんなミスがもったいない」「この書き方だと減点になる」といった気づきを,このコラムでは具体例を出しながら紹介し,さらに対処法も伝授していきます。また,公立中高一貫校に在籍する中学・高校生の生の声なども先輩情報として随時紹介していきます。
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[2021/06/28] あたえられた情報を使いこなす意識を持とう


 梅雨(つゆ)の合間に夏を感じさせる暑さもあり、体調管理が難しい季節の変わり目になってきました。目標とする公立中高一貫校入試の準備は進んでいますか。勉強に向き合う時間が確保でき始めた一方で、多少の気のゆるみもあるでしょう。そんなときには、志望校の情報を収集しましょう。

 たとえば、みなさんが目指す公立中高一貫校にはどのような行事や部活がありますか。もし、自分が合格したら・・・というイメージを持てば気持ちが引きしまり、再び勉強の目的が明確になるでしょう。

 また、入試日程なども重要な情報ですね。時間を逆算することで、いつまでに何をすればよいかがはっきりしてきます。自分ではわからないことも、周りの人と情報を共有することで新たな気づきが発見できるかもしれませんね。


 さて、今回は日本の政治に関する問題を取り上げます。歴史にも関連し、時事内容ともつながりがあるので、題材としては比較的用いられやすいテーマです。政治に参加する世代の変化は、現代においても課題とされており、みなさんにも直接関係することなので、知っておいてほしいことでもあります。

■問題例
会話文や資料などは省略。
 下線部「選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられた目的」について、資料から考えられることを書きなさい。

■模範解答例
 若い世代に政治への興味を持ってもらうため。
 若い世代の意見を政治に反映させるため。
 などから一つ


 資料には、政治に対する興味・関心の年代別割合・年代別の投票率があり、この2つの資料から答えを導き出すのは容易です。
 しかし、減点対象となる解答が多数見られました。ここに、その一例を示します。

■解答例
 20代で政治に興味を持っている人は半数以上で、20~24才の投票率が低いから。


 この解答例は、資料の説明で終わっています。資料内容の説明としては正しいのですが、下線部に対する問いに正しく答えていません。本問で問われているのは「理由」ではなく「目的」なので、解答の文末は、「~から。」ではなく、「~のため。」と書くべきです。

 1つひとつの問題を解くには多くの情報が必要です。問題や資料から読み取った情報を処理する力はもちろん、日常生活で得ることのできる情報を蓄積(ちくせき)しておくことも、公立中高一貫校入試では有利になります。


掲載日:2021年6月28日
次回の掲載は、2021年7月26日の予定です。