公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!

カッシー先生

PROFILEカッシー先生プロフィール

カッシー先生

中学受験36年のキャリアがお届けするとっておきの秘策。特に公立中高一貫校の適性検査では,社会科的な知識だけでなく,算数で学習する割合なども同時に求められます。社会と数的処理をじっくり解説していきますよ。
高桐アカデミー塾長 カッシー先生
ホームページ http://www.kotoac.com

[2018/02/12] 公立中高一貫校入試で英語導入決定へ!!


 ご存知のように,大学入試センター試験は2020年1月を最後に廃止され,現中学3年生が大学入試をむかえるとき(2021年1月)から,大学入試共通テストが始まります。その際の大きな変化は,国語と数学で記述問題が導入されることと,英語の出題内容が変わることです。

 大学入試センター試験に限らず,これまでの英語は「読む」「聞く」の2技能,特に「読む」の配点が高い入試制度でした。しかし,これでは国際社会で通用する英語力を身につけているかどうか,判定できません。そこで,今後は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を等しい割合で評価する入試に変えることになりました。

 ただし,全国一律でこれらの4技能を評価することは時間的にも技術的にも難しいことから,大学入試共通テストでは英語のテストは実施せず,代わりに民間のテストを政府が認定し実施する予定です。民間の認定テストには「英検」や「GTEC」などが想定されています。

 一方,東京都教育委員会は都立高校入試に「話す力」を試すスピーキングテストの導入を決め,2020年2月の入試から実施予定です。

 このように,大学入試制度が変わると,高校入試にも影響をあたえることになります。もちろん,公立中高一貫校入試も例外ではありません。

 来年4月,さいたま市立大宮国際中等教育学校が開校します。この中学校が公表したサンプル問題には,なんと英語のリスニング問題が出題されています。また,2次選抜で実施される「集団活動」では,「グローバル・スタディ」と同様の活動をおこなうとされています。「グローバル・スタディ」とは,さいたま市のすべての市立小中学校で2016年4月から実施されている英語教育のことで,小学1年~中学3年までの9年間,一貫したカリキュラムの下で,「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの技能をバランスよく学ぶことを目標にしています。

 2020年度より,小学校で英語が教科化されることから,今後,全国の公立中高一貫校入試で英語が出題されるのは時間の問題といえます。いや,厳密に言えば,新小学4年生以下の児童は,公立中高一貫校入試で必ず英語が出題されると決め打ちして,いまからそのための準備を進めていくべきでしょう。

 NHK教育テレビでは,「プレキソ英語」という語学番組が放送中です。小学5~6年生を対象とした講座ですが,それ以下の学年にもおすすめです。楽しみながら英語表現を覚えていける構成になっています。親子で一緒に視聴されてはいかがでしょうか。


掲載日:2018年2月12日
次回の掲載は,2018年3月12日の予定です。