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カッシー先生

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中学受験36年のキャリアがお届けするとっておきの秘策。特に公立中高一貫校の適性検査では,社会科的な知識だけでなく,算数で学習する割合なども同時に求められます。社会と数的処理をじっくり解説していきますよ。
高桐アカデミー塾長 カッシー先生
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[2018/04/09] 国語の勉強方法で悩んでおられる方へ


 1月のコラムでは国語の文章問題を読み取るヒントを述べましたが,今回は国語の勉強方法についてまとめていきます。

 国語といえば読解力ばかりが注目されますが,実は国語の基礎となるのは,語い力です。たくさんの言葉を知っている人は,それだけ文章内容を理解しやすいといえます。

 この対策には,たくさんの漢字を覚えることと,慣用句や和語といった語いを増やすことしかありません。漢字の学習は一人でできるので,どんどん覚えていきましょう。公立中高一貫校入試を考えると,漢検5級までは必須です。できれば漢検4級まで目指してほしいと思います。なお,漢字を覚える際,その字の持つ意味をしっかり理解しましょう。一方,語いを増やすには読書が最も効果的です。本を読んで知らない言葉の意味を辞書で確認しながら覚えていけば,自然に語いが増えていきます。

 今回私が特におすすめしたいのが,小学生新聞を使った学習法です。朝日小学生新聞と毎日小学生新聞がありますね。実際に購読している方は多いと思いますが,うまく活用できているご家庭は少ないようです。マンガだけ読んでいる子どもさんも多いでしょう。しかし,それではもったいないですね。

 まず取り組んでほしいのは音読です。音読は,語学学習の基本です。国語も日本語という言語ですから,英語の学習と同様,音読が大切です。幸い,小学生新聞には漢字にルビがふってあるので,ストレスなく読むことができるでしょう。最もよいのは親子でいっしょに音読することです。親子で自分が気になる記事を一つずつ選んで音読します。その中で知らない語いが出てきたら教えてあげてください。辞書を使っていっしょに調べるのもよいでしょう。あくまで,親子のコミュニケーションの一環として新聞を活用すると考えてください。一日10分程度あればできますのでぜひおすすめします。

 音読が習慣になれば,次にしてほしいのは記事の書き写しです。1週間に2つ以上の記事を選び,ノートに書き写します。長い記事の場合は前文がありますので,それを写すのもよいでしょう。前文のない記事はそのまま全部写してください。小学生新聞とはいえ,記事はプロが書いたものです。書き写すことで文章の書き方を自然に身につけることができます。

 そして,最後にしてほしいのは,書き写した記事の感想を書くことです。写した記事について自分はどう考えるか,どのように思ったのかを言葉にして書きましょう。

 このように小学生新聞を上手に使うことで,語い力や時事問題に関する知識が身につくだけでなく,表現力まできたえることができます。小学生新聞を購読しておられるみなさん,ぜひ取り組んでみてください。


掲載日:2018年4月9日
次回の掲載は,2018年5月14日の予定です。