公立中高一貫校をめざす方へのお役立ちサイトです。
ぜひご活用ください!

ひろやん道場

PROFILEひろやん先生プロフィール

ひろやん先生

首都圏を中心に全国の公立中高一貫校の研究を始めて長い月日が経ちました。これからも,みなさんに役立つ情報をたくさんお伝えできればと思っています。公立中高一貫校のことはたくさん知っているのでたよりにしてくださいね。

さあ、みんなでいっしょに合格を目指そう!!


 今回、私はみなさんに3つのことをお願いしたいと考えています。

1つ目 覚悟(かくご)を決めよう
 自分は公立中高一貫校を受検し絶対に合格するのだ!!
 合格にはこの覚悟が必要です。むぎっ子広場を利用して合格を目指そうとしている人は、むぎっ子広場を信じてください。私たち講師陣(こうしじん)を信じてください。
 この気持ちがあるかないかで、成績アップに大きな差が出ます。

2つ目 基礎(きそ)・基本の勉強に最優先で取り組もう
 公立中高一貫校入試は適性検査問題が出題されるため、早い段階から適性検査問題をひたすら解こうとする人がいます。しかし、むぎっ子広場は知っています。そういう人の多くが公立中高一貫校に落ちたという事実を。
 適性検査問題を解くには、小学校で学ぶ内容をふくめた基礎・基本の勉強が欠かせません。資料読み取り問題を解くには算数の割合が必須だし、社会系問題には必ずといってよいほど複雑な計算を必要とする問題がからむし、記述問題で漢字ミスがあれば不合格まっしぐらなわけです。
 だから、小学6年生は少なくとも夏休み前まで、自学自習で適性検査問題(志望校の過去問など)を解くのは止めましょう。禁止です。どのみち解けませんし。解答例をなぞるだけの勉強は時間のむだです。

3つ目 自宅学習中心の人はむぎっ子広場の学力テストを受けよう
 宣伝(せんでん)になってごめんなさい。ただし、これははっきりと言っておきたいので、言わせてください。
 むぎっ子広場の学力テストは今年度全面リニューアル。『自由自在 小学高学年 令和2年版』(受験研究社刊)に完全準拠し、公立中高一貫校の合格可能性を極限まで高めようと考えています。つまり、むぎっ子広場は、家庭学習での公立中高一貫校合格を本気で追求しているわけです。
 易しい参考書ではないため、自学自習では「わからない」という部分も出てくると思います。しかし、そういうときは「いつかわかるときがくるから、とにかくどんどん進めよう」と思ってください。
 勉強というものは、「わかること」が時間差で生じるものです。一回の勉強ですべて理解しようと思う必要はありませんし、そもそも不可能です。頭の中に「????」がある。しかし、時間が経って、その疑問が解消される。それが勉強というものです。一回の勉強で完ぺきを目指すといった土台無理なことを追求しないでください。
 ここで勉強法をワンポイントアドバイス。
 ぜひ、日を変えて何度も何度もくり返し音読してください。最低でも合計10回。できれば20回以上。公立中高一貫校対策で『自由自在』を使うとき、最も効果的な勉強法は声に出して読むことです。すみからすみまで何度も何度も読みましょう。


掲載日:2023年4月10日

公立中高一貫校入試を直前にひかえて


 みなさん,こんにちは!
 寒い日が続きますがお元気ですか?
 今回は,公立中高一貫校入試を間近にひかえて,忘れてはならないことを3つ述べたいと思います。

 1つ目は,「体調管理,よいコンディションづくりが受検を制する」ということです。
 これまで,多くの人があこがれの公立中高一貫校を目指して精いっぱいの努力をしてきたでしょう。その努力によってたくわえてきた力は,あなたの体が健康であって初めて発揮されるものです。かぜをひいてしまったり,すいみん不足で体調をくずしてしまったりしては,持っている力を十分に出すことができません。
 外から帰ったら手を洗ったりうがいをしたりするのはもちろん,規則正しい生活をしてすいみん時間をしっかりと確保することも大切です。入試が近づくと,時間をおしんで夜おそくまでがんばる受検生がいますが,得策ではありません。なるべく中身のある勉強をすることを心がけ,無理はしないでください。

 2つ目は,新しい問題に手をつけるのも一案ではありますが,これまで学習したことの復習に力を注ぐことも忘れないでください。
 入試まで,もうそれほど日数は残っていません。これまで使ってきたテキストや問題集,そしてむぎっ子通信添削やむぎっ子作文添削,むぎっ子模試などを見直したり,もう一度解いたりして,自分の弱点はどこにあるのか,どのようなでまちがってしまったのか,しっかりと確認をしてみるのも効果的な勉強法です。
 私自身,むぎっ子通信添削の指導をしていると,人それぞれの解答にはクセがあることを感じます。句読点を書き忘れる,誤字脱字(だつじ)が多い,つい乱雑な字を書いてしまう,あるいはケアレスミスが多い,など...。入試直前には今一度,自分にはどのような欠点があるのかを見直すことも必要でしょう。

 3つ目は,最後まで,自信を持って勉強に打ち込んでほしい!」ということです。
 多くの人は,この時期になると,「もっと勉強すればよかった」と思い始めるものです。もっと早くから勉強をしておけばよかった,夏休みにもっとがんばればよかったなどと,思い返せば後悔(こうかい)ばかりしてしまうものです。しかし,このような気持ちはだれもが感じている気持ちで,自分だけが持っているわけではありません。大切なことは,過去のことはもうふり返らず,「最後まで実力はのびるのだ。入試の1日前まで,がんばれば実力は上がるのだ」と自信を持って入試にのぞむことです。その自信が,入試本番での得点につながります。この時期は,これから入試日までのことだけを考えて勉強していきましょう。過去をおしむ時間があったら1分でも1秒でも,今やるべきことをやるしかありません。それが合格へとつながる,一番の近道であることを信じましょう。

 最後の1日まで,がんばればそのぶんだけ成績はのび続けます。
 みなさんが念願の第一志望校に合格することを心からお祈りします。


掲載日:2023年1月31日