受検のための基礎知識

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その4願書の提出から合格までの流れ

ここでは、2006年度募集を例に取りながら、願書の提出から合格発表までの日程を見ていきます。これにより、受検合格までのおおまかな流れがつかめることと思います。

  東京都立・区立5校 群馬県立中央中等教育学校 京都府立洛北高等学校附属中学校 岡山県立岡山操山中学校
説明会実施日 2005年10月31日~11月2日、7日 2005年8月6、7日 2005年11月12日 2005年10月8日
出願時期 2006年1月20日~21日 2006年1月11日~12日 2005年12月17日~20日 2005年11月28日~30日
出願に必要な書類 入学願書、報告書(調査書)、志願理由書 入学願書、報告書、志願理由書 入学願書、報告書 入学願書、報告書
書類審査発表日あるいは抽選日 2006年1月28日(応募者多数の場合は書類審査) なし なし 2005年12月18日(応募者多数の場合は公開抽選)
検査日 2006年2月3日 2006年1月21日 2006年1月14日 2006年1月7日
合格発表 2006年2月9日~10日 2006年2月10日まで 2006年1月18日~20日 2006年1月25日~27日
入学手続き 2006年2月9日~10日 2006年2月10日まで 2006年1月18日~20日 2006年1月25日~27日

1.願書について

多くの自治体では、9月ごろから入学案内のお知らせが始まります。その募集要項は、それぞれの自治体の教育委員会のホームページなどに掲載されます。これをまずチェックしましょう。次に、学校で願書が配布されますが、これは大体11月から12月にかけてです。

2.出願時期

地域によりばらつきがありますが、願書受付の期間は11月下旬から1月下旬です。提出手段は、郵送のみの受付の場合や持参など、学校によってまちまちなので事前の確認が必要です。

また、受検するためには受検料が必要です。その額はおよそ2200円です。納入は、都府県などの自治体で購入した証紙を願書に貼り付けることで行います。

3.書類審査・抽選

受検を希望する応募者が多数の場合、書類審査を行う学校があります。2006年度の東京都では、桜修館中等教育学校、小石川中等教育学校、両国高校附属中学校の3校で書類審査が実施されました。ただし2007年度では、書類審査は実施されず、都区立5校の志願者全員が受検できています。

また、抽選を行うという場合、適性検査の実施前に抽選をする学校と、適性検査の後に合格候補者の中から行うという学校があります。

4.受検内容

検査内容は大別して3つです。

(1)面接

ほとんどの学校で実施されます。しかし東京都の場合は、一般枠において2006年度から面接がなくなりました。

(2)作文

ほとんどの学校で実施されます。作文が「適性検査」の問題の中に含まれている場合も多く見られます。

(3)適性検査

地域によって内容は異なります。ただし、出題のねらいは「読む、考える、書く力を見る」という点で共通です。

5.合格発表

発表は、それぞれの学校の掲示板などに合格者の受検番号を張り出すのが一般的です。しかし最近は群馬県立中央中等教育学校のように、インターネットだけで合格発表を行うという学校もあります。

出願から受検、合格発表までの流れや方法は、各地域で異なるのが実状です。正確な情報を得るためにも、受検を希望するそれぞれの学校のホームページから内容を確認することをお願いします。

  1. その1 - 適性検査とは?
  2. その2 - 適性検査の傾向
  3. その3 - 報告書の扱いや面接対策
  4. その4 - 願書の提出から合格までの流れ
  5. その5 - これだけはやってあげたい「親のサポート」

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